《芦川羊子第1回リサイタル》 1968.8.3
- 会場
- 草月会館ホール(赤坂)
- 作品名
- D53264機にのる友達ビオレット・ノジエイルの方へ つねに遠のいてゆく風景 PACIFIC231機にのる舞踏嬢羊子
- 構成・演出・振付
- 土方巽
- 出演
- 芦川羊子
- 関係者
- 中村宏
About the poster
- 寸法
- 73.0*52.0
- デザイン
- 中村宏 NAKAMURA Hiroshi
About the performance
芦川羊子は前年に、石井満隆に誘われてアスベスト館に入る。美大生でそれまでダンス経験はなく、きわめて短い訓練期間で舞踏家としてソロ・リサイタルを開いたことになる。
芦川は美術家中村宏の作品をモチーフとして発案し、土方が大胆に構成し作品とした。
土方はそれまで、男性の舞踏家を中心に舞台をつくっていたが、この頃からアスベスト館に女性の弟子が入るようになる。芦川は、こののちアスベスト館の中核的ダンサーとなり、土方巽の舞踏に欠かせない舞踏家へと成長する。
ポスター、チラシ、案内状、チケットのデザインは中村宏。いずれにも、中村宏の機関車が描かれている。