慶應義塾大学アート・センター Keio University Art Center

塾所蔵作品の調査・研究

アート・センターでは研究活動の一環として、慶應義塾が所有する美術品や建築物の調査およびそれらの保存修復に関する助言や指導を行ってきた。博物館相当施設認定を受けて、この点に関しても更に充実した活動を目指している。所蔵美術品のメンテナンスに関しては、平成14年4月に発足した「慶應義塾美術品管理運用委員会」で、所蔵美術品のメンテナンスを中心に対処してきたが、アート・センターにおいて、その基礎となる作品に関するデータ整備も進めてきた。現在、作品に関するデータの整備および学内での情報共有化を目指してデータ・ベース構築に取り組んでいる。所蔵美術品のメンテナンスに関しては、例年通り委員会において修復・保存処置の必要な美術品の選定が行われ、選定された美術品はアート・センターを通じて専門家に作業を依頼するプロセスがとられた。

2022
2月25日岩田 健《かたつむり》普通部屋外彫刻洗浄保存処置
2021
12月7日須田寿《家鴨》清掃
12月2日朝倉文夫《小山内薫胸像》固定部修復
11月5日朝倉文夫《小山内薫胸像》三田キャンパス屋外彫刻洗浄保存処置
11月5日柴田佳石《福澤諭吉胸像》三田キャンパス屋外彫刻洗浄保存処置
11月5日菊池一雄《青年像》三田キャンパス屋外彫刻洗浄保存処置
11月5日朝倉文夫《平和来》三田キャンパス屋外彫刻洗浄保存処置
3月31日旧ノグチ・ルーム(萬來舎)の保存修復処置
3月3日安藤士《水球部レリーフ》修復
2020
5月7日屋外彫刻洗浄保存処置
3月31日旧ノグチ・ルーム(萬來舎)の保存修復処置
3月25日廣瀬功《庭園》《桃とテーブル》修復
2019
10月7日藤城清治《光陰の中の巣立つ仔馬たち》修復
9月25日《野球人形》修復保存処置
3月29日作者不詳《福澤諭吉肖像》油彩画面および額縁の修復
3月1日宇佐美圭司 《やがて、すべてが一つの円の中に》洗浄保存処理
2月4日旧ノグチ・ルーム(萬來舎)の保存修復処置
2018
6月25日和田嘉平治 作 《福澤諭吉像》石膏原型修復およびFRP 像製作
2月18日イサム・ノグチ《無》洗浄保存処置
2月18日峯孝《牧童》洗浄保存処置
2017
12月12日旧ノグチ・ルーム(萬來舎)の保存修復処置
5月12日岩田健《渚の姉弟》幼稚舎野外彫刻洗浄保存処置
5月12日岩田健《ピーターパン》幼稚舎野外彫刻洗浄保存処置
3月25日伝ハイネ《ペリー提督首里城より帰還の図(1853年)》の修復、科学分析調査
3月25日伝ハイネ《ペリー提督黒船陸戦隊訓練の図(1854年)》の修復、科学分析調査
3月25日成田常吉撮影、江木支店福山館製《福澤諭吉肖像》の修復
3月25日L.H Michael《THE INTERNATIONAL EXHIBITION DUBLIN》の修復
3月25日G.Morton《THE NEW STEAM CARRIAGE 1828》W.Summers《THE “ENTERPRISE”STEAM OMNIBUS》の修復
2月27日旧ノグチ・ルーム(萬來舎)の保存修復処置
2016
5月10日朝倉文夫《小山内薫胸像》三田キャンパス野外彫刻洗浄保存処置
5月10日《ユニコーン像》[復元]中等部野外彫刻洗浄保存処置
5月10日柴田佳石《福澤諭吉胸像》三田キャンパス野外彫刻洗浄保存処置
5月10日《松永安左エ衛門胸像》志木高野外彫刻洗浄保存処置・修復
5月10日菊池一雄《青年》三田キャンパス野外彫刻洗浄保存処置
5月10日峯孝《牧童》志木高野外彫刻洗浄保存処置・修復
5月10日イサム・ノグチ《無》三田キャンパス野外彫刻洗浄保存処置
5月10日大熊氏廣《福澤諭吉像》志木高野外彫刻洗浄保存処置・修復
5月10日吉田三郎《平沼亮三胸像》日吉キャンパス野外彫刻洗浄保存処置
5月10日朝倉文夫《藤山雷太胸像》日吉キャンパス野外彫刻洗浄保存処置
5月10日山名常人《福澤諭吉胸像》日吉キャンパス野外彫刻洗浄保存処置
5月10日國方林三《藤原銀次郎胸像》矢上キャンパス野外彫刻洗浄保存処置
5月10日岩田健《かたつむり》普通部野外彫刻洗浄保存処置
5月10日堀進二《今宮新胸像》中等部野外彫刻洗浄保存処置
5月10日朝倉文夫《平和来》三田キャンパス野外彫刻洗浄保存処置
5月10日《ユニコーン像》中等部野外彫刻洗浄保存処置
4月22日旧ノグチ・ルーム(萬來舎)の保存修復処置
2015
11月30日薗村雪嶺《中井芳楠像》の修復
3月29日《カンテラ行列》の修復
3月18日旧ノグチ・ルーム(萬來舎)の状態調査
2014
10月31日扁額《月波楼》(中村不折 筆)の修復