[公開研究会]拡張するジャズ:講義編 WINTER 2013
日本ジャズ評論の大家であった油井正一の遺稿と資料を集成した”油井正一アーカイヴ”。その場を基盤として、つねに拡張するジャズの歴史/最先端を紐解く、画期的研究会!
★ 詳細情報はブログに掲載しています
テーマ
ビッグバンドとスウィング時代
1920年代のジャズ・エイジに始まったビッグバンドの人気は、1930年代に全米(から世界)に広がります。なぜ、ビッグバンドという編成になったのか、スイング時代にはどんなビッグバンドがあったのかを聴き、考察します。
1月28日(火)
“キング・オブ・スウィング”と呼び称されたベニー・グッドマンの、生涯と音楽をたどります。当時新しいメディアであったラジオと人気との関係、ジャズとアレンジ、アフリカン・アメリカンとヨーロッパ系アメリカ人のジャズに違いはあるのかといったことを考察します。
2月4日(火)
スウィング時代のビッグバンド、トミー・ドーシー、グレン・ミラー、アーティ・ショーの楽団を、時代の背景を考察しつつ聴きます。アフリカン・アメリカンのビッグバンドではカウント・ベイシー楽団を取り上げたいと思います。
対象と参加費
どなたでもご参加いただけます。
一般:2,000円/学生:1,000円/学生(慶應義塾):無料
※ 各回につき、上記の費用が必要となります。お支払いは、当日承ります
お申し込み方法
メールフォームもしくはファックス(03-5427-1620)でお申し込みください。
ファックスの場合、下記項目を記入の上お申し込みください。
1. お名前/ 2. メールアドレス/ 3. 電話番号/ 4. 区分(一般、学生、学生〔慶應義塾〕)/ 5. ご所属/ 6. 参加を希望される回
日付
2014年1月28日(火)、2月4日(火)
19:00より90分
場所
慶應義塾大学三田キャンパス
※ 教室は、お申し込み後にお知らせしています
登壇者・出演者など
講師:中川 ヨウ
音楽評論家。ジャズを核に、ポピュラー・ミュージック全般、ワールド・ミュージックとジャンルにとらわれない執筆活動を展開。21世紀の音楽の行方を語れる評論家として、高く評価されている。連載として、毎日新聞「らっこ」、新潮社「ENGINE」、「婦人公論」、「オーディオ アクセサリー」などがある。近著に、「ジャズに生きた女たち」(平凡社新書)がある。近年は、音楽評論の域を超え、音楽教育でも活躍しており、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科特任准教授、洗足学園音楽大学ジャズ・コース客員教授をつとめている。