ARTLET 59 駒井哲郎 ─ 線が描き出す芸術家の軌跡
本号は、慶應義塾大学アート・センター主催の「Artist VoiceIII: 駒井哲郎 線を刻み、線に遊ぶ」展(2023年10月10日–2024年1月26日)の特集号である。同展は、慶應義塾幼稚舎と普通部に学んだ銅版画家・駒井哲郎の版画作品と、慶應義塾が発行する『三田評論』『塾』挿画に用いられたスケッチの「線」に注目するとともに、慶應義塾と駒井哲郎の結びつきについて振り返る機会である。
本特集では、同展に寄せて、作家ご遺族の駒井亜里氏、多摩美術大学准教授の大矢雅章氏、横浜美術館主任学芸員の片多祐子氏にご寄稿いただいた。
FEATURE ARTICLES 駒井哲郎 ─ 線が描き出す芸術家の軌跡
- エッチングで広がった、父の夢の推移
駒井 亜里 - 駒井哲郎とモノタイプ
大矢 雅章 - 駒井哲郎と建築 ─ 慶應義塾での銅版画制作をめぐって
片多 祐子
INFORMATION
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- ARTLET 33 東京タワーとスカイツリー
- ARTLET 34 建築と記憶・歴史
- ARTLET 35 「テレビの時代」の終焉
- ARTLET 36 東北と芸術
- ARTLET 37 西脇順三郎
- ARTLET 38 3・11以降の芸術 3・11以降の学問
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- ARTLET 41 実験工房 ── アートの創造
- ARTLET 42 舞踏、その世界性
- ARTLET 43 ルパンとジャズ・スタディーズ
- ARTLET 44 ライブ×メディア― 演劇と映像の関係性をめぐって
- ARTLET 45 アートと企業活動の、現在
- ARTLET 46 スポーツ―拡張する身体
- ARTLET 47 アートと地域連携
- ARTLET 48 ユニバーシティ・ミュージアム
- ARTLET 49 北斎 HOKUSAI
- ARTLET 50 Butohの現在II 土方巽への問い
- ARTLET 51 慶應義塾大学アート・センター アーカイヴ・コレクション
- ARTLET 52 映画祭からうまれるもの
- ARTLET 53 スイングしながら、学問を。
- ARTLET 54 「歩み寄るアートと科学」への問い
- ARTLET 55 Hip Hop ストリートと学知
- ARTLET 56 有元利夫の素描─その「音楽」の源へ
- ARTLET 57 瀧口修造のアクチュアリティを現在に接続する
- ARTLET 58 アート・センター開設30周年──挑戦を続けて
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- ARTLET 60 アート・センター 2013–2023
- ARTLET 61 美術品が学び舎に住まうとき