慶應義塾大学アート・センター Keio University Art Center

ARTLET 59 駒井哲郎 ─ 線が描き出す芸術家の軌跡

 
駒井亜里/大矢雅章/片多祐子

 本号は、慶應義塾大学アート・センター主催の「Artist VoiceIII: 駒井哲郎 線を刻み、線に遊ぶ」展(2023年10月10日–2024年1月26日)の特集号である。同展は、慶應義塾幼稚舎と普通部に学んだ銅版画家・駒井哲郎の版画作品と、慶應義塾が発行する『三田評論』『塾』挿画に用いられたスケッチの「線」に注目するとともに、慶應義塾と駒井哲郎の結びつきについて振り返る機会である。
 本特集では、同展に寄せて、作家ご遺族の駒井亜里氏、多摩美術大学准教授の大矢雅章氏、横浜美術館主任学芸員の片多祐子氏にご寄稿いただいた。


FEATURE ARTICLES 駒井哲郎 ─  線が描き出す芸術家の軌跡

  • エッチングで広がった、父の夢の推移
    駒井 亜里
  • 駒井哲郎とモノタイプ
    大矢 雅章
  • 駒井哲郎と建築 ─ 慶應義塾での銅版画制作をめぐって
    片多 祐子

INFORMATION

  • 活動報告
     

What's on