ARTLET 55 Hip Hop ストリートと学知
Hip Hopは現在進行中のグローバルな文化運動だ。主要要素として上げられる、ラップ、グラフィティ、DJ、ダンスの4領域のすべてが「ストリート」から生まれてきたものであり、路上こそがその現場であることを止めていない。しかし、Hip Hopの思想の新しさと破壊力は、アカデミズムにも、政治にも、確実に浸透してきている。かつて、ジャズやロックは確実に世界中の文化と学知を変えた。Hip Hopもそれをなしつつある。その最前線を研究者およびアクティビストの4氏に語っていただいた。
FEATURE ARTICLES Hip Hop ストリートと学知
- ヒップホップ化するアメリカ
大和田俊之 - ストリート文化と作家論
大山エンリコイサム - 制約は創造の母である:日本語ラップと大学教育
川原繁人
TOPICS
- 活躍する先輩〈特別編〉「ヒップホップが持つ力」
Zeebra
INFORMATION
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- ARTLET 準備号
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- ARTLET 16 アナログ/デジタル
- ARTLET 17 ファッション
- ARTLET 18 ミュージアムマネジメント
- ARTLET 19 音霊(おとだま)
- ARTLET 20 ADR (Art Documentation and Registration)
- ARTLET 21 メディアとアート
- ARTLET 22 CADとデザイン
- ARTLET 23 芸術療法とその周辺
- ARTLET 24 瀧口修造 1958 —— 旅する眼差し
- ARTLET 25 映画における真実(リアル)
- ARTLET 26 Note~ノートする~
- ARTLET 27 油井正一&アスペクト・イン・ジャズ
- ARTLET 28 検索というポリティクス
- ARTLET 29 波(ウェイブ)
- ARTLET 30 大学にとって研究所とは?
- ARTLET 31 絶叫/爆音
- ARTLET 32 botanical garden ── 神と魔女が出合う園
- ARTLET 33 東京タワーとスカイツリー
- ARTLET 34 建築と記憶・歴史
- ARTLET 35 「テレビの時代」の終焉
- ARTLET 36 東北と芸術
- ARTLET 37 西脇順三郎
- ARTLET 38 3・11以降の芸術 3・11以降の学問
- ARTLET 39 展覧会という仕掛け
- ARTLET 40 アート・センター開設20年 ── 芸術の未来に向けて
- ARTLET 40別冊 アート・センター20年の歩み
- ARTLET 41 実験工房 ── アートの創造
- ARTLET 42 舞踏、その世界性
- ARTLET 43 ルパンとジャズ・スタディーズ
- ARTLET 44 ライブ×メディア― 演劇と映像の関係性をめぐって
- ARTLET 45 アートと企業活動の、現在
- ARTLET 46 スポーツ―拡張する身体
- ARTLET 47 アートと地域連携
- ARTLET 48 ユニバーシティ・ミュージアム
- ARTLET 49 北斎 HOKUSAI
- ARTLET 50 Butohの現在II 土方巽への問い
- ARTLET 51 慶應義塾大学アート・センター アーカイヴ・コレクション
- ARTLET 52 映画祭からうまれるもの
- ARTLET 53 スイングしながら、学問を。
- ARTLET 54 「歩み寄るアートと科学」への問い
- ARTLET 55 Hip Hop ストリートと学知
- ARTLET 56 有元利夫の素描─その「音楽」の源へ
- ARTLET 57 瀧口修造のアクチュアリティを現在に接続する
- ARTLET 58 アート・センター開設30周年──挑戦を続けて
- ARTLET 59 駒井哲郎 ─ 線が描き出す芸術家の軌跡
- ARTLET 60 アート・センター 2013–2023
- ARTLET 61 美術品が学び舎に住まうとき