東京湾再発見・アート×サイエンス講演会 「江戸前の海と文化」
江戸時代から、東京湾の内湾は江戸前と呼ばれ、豊かな文化と資源を育んできました。この講演会では、江戸前の海をめぐる活動を展開する自然科学の研究者と、浮世絵研究者とを講師に迎え、アートとサイエンスを架橋しながら港区の海とその文化を読み解きます。
こんな方におすすめ
# 東京湾の歴史を学びたい
# 江戸のアートの海へのまなざしを知りたい
# 地域と水辺について考えたい
# SDGsやESDに興味がある
日時
2019年12月8日(日)14:00〜16:00
場所
東京海洋大学品川キャンパス
対象
どなたでもご参加いただけます。事前申込み不要(定員100名)
言語:日本語(英語サポート有)
費用
無料
お問い合わせ
慶應義塾大学アート・センター(担当:本間・松谷・篠)
Tel. 03-5427-1621 Fax. 03-5427-1620
〒108-8345 東京都港区三田2-15-45
pj.ca.oiek.c-tra@yranuc
シンポジウム[都市のカルチュラル・ナラティヴ]
日時
2019年12月8日(日)14:00〜16:00
場所
東京海洋大学 品川キャンパス 白鷹館1階 大講義室
対象
どなたでもご参加いただけます。事前申込み不要(定員100名)
言語:日本語(英語サポート有)
費用
無料
登壇者/出演者
川辺 みどり(東京海洋大学 教授)、河野 博(東京海洋大学 教授)、内藤 正人(慶應義塾大学 教授)
河野 博
東京海洋大学教授(海洋環境科学部門)。専門は魚類学。江戸前ESD協議会代表。地中海のマグロから東南アジアの仔稚魚研究を経て、現在は東京湾の魚類と環境保全、生物多様性などに関心を広げている。著作に、『東南アジア市場図鑑[魚貝篇]』(弘文堂、2001年)、『東京湾の魚類』(平凡社、2011年)、『科学がひらくスマート農業4 魚をそだてる海の牧場』(監修、大月書店、2019年)など。
川辺みどり
東京海洋大学教授(海洋政策文化学部門)。専門は沿岸域管理。サステイナビリティの要素である社会的合意形成を軸に、地域共同体が主体となる沿岸域管理の可能性を、漁業関係者の方々とのアクション・リサーチや江戸前ESDなどをとおして、追究している。著作に、『海辺に学ぶ: 環境教育とソーシャル・ラーニング』(東京大学出版会、2017年)、『江戸前の環境学: 海を楽しむ・考える・学びあう12章』(河野博・川辺みどり編著、東京大学出版会、2012年)など。
内藤正人
慶應義塾大学文学部教授、慶應義塾大学アート・センター所長。専門は日本美術史、とくに江戸時代の絵画・版画史で、浮世絵や琳派作品の調査研究、ならびに展覧会監修などでの普及活動にも従事している。おもな編著に、『北斎VS広重』(敬文舎、2019年)、『うき世と浮世絵』(東京大学出版会、2017年)、『江戸の人気浮世絵師――俗とアートを究めた15人』(幻冬舎、2012年)、『新撰歌川広重保永堂版「東海道五十三次」神髄集成』(小学館、2011年)など。
タイムテーブル
- 『江戸前の海 学びの環づくり』:持続可能な東京湾を考える、東京海洋大学のアクションリサーチ 川辺 みどり
- 江戸前の魚たち その横顔と漁猟について 河野 博
- 江戸の魚介図 食卓にのぼる食材としての魚 内藤 正人
お問い合わせ
慶應義塾大学アート・センター(担当:本間・松谷・篠)
Tel. 03-5427-1621 Fax. 03-5427-1620
〒108-8345 東京都港区三田2-15-45
pj.ca.oiek.c-tra@yranuc
主催・共催など
主催:慶應義塾大学アート・センター、「都市のカルチュラル・ナラティヴ」プロジェクト実行委員会
共催:東京海洋大学江戸前 ESD 協議会、港区(令和元年度港区文化プログラム連携事業)
助成:平成 31年度 文化庁博物館を中核 とした文化クラスター形成事業