慶應義塾大学アート・センター Keio University Art Center

港画:都市と文化のビデオノート 「都市のカルチュラル・ナラティヴ」ドキュメンタリー映像 上映会

「都市のカルチュラル・ナラティヴ」は、港区という都市に息づく文化を多様な視点から物語り、つないでゆくプロジェクトです。物語を運ぶメディアはさまざまです。テキスト、写真、そしてビデオ。「都市のカルチュラル・ナラティヴ」プロジェクトは、昨年度に引き続き、ドキュメンタリー映画監督たちとともに、都市文化の物語を映像で捉えようと試みました。

本年は、「貝塚がみちびく家族の物語」、「風景の採集」を描き出す2篇のビデオノートを上映します。上映後は、プロジェクトの企画・運営を担う慶應義塾大学アート・センターの本間友をモデレーターとして、監督たちとポスト・トークを行います。

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日時

2021年7月17日(土)13:00-15:30(12:30開場)

場所

慶應義塾大学三田キャンパス 北館ホール

対象

どなたでもご参加いただけます(定員40名・先着順)

費用

無料

お問い合わせ

慶應義塾大学アート・センター(担当:篠)
〒108-8345 東京都港区三田2-15-45 
Tel: 03-5427-1621 Fax: 03-5427-1620

上映 | ディスカッション[都市のカルチュラル・ナラティヴ]

日時

2021年7月17日(土)13:00-15:30(12:30開場)

場所

慶應義塾大学三田キャンパス 北館ホール
〒108-8345 東京都港区三田2-15-45 JR田町駅・地下鉄三田駅徒歩8分

対象

どなたでもご参加いただけます(定員40名・先着順)

費用

無料

お申し込み方法

 下記ウェブサイトよりお申し込みください(定員40名・先着順)

※ 6/21(月)よりお申し込み開始です
https://minato-e-2021.peatix.com/

※ 発熱や咳き込み等の症状がある方はご来場をご遠慮ください
※ 入場時に非接触型温度計による検温を実施します。37.5度以上の発熱が確認された場合、ご入場いただけません
※ 入場にはマスクの着用が必要です/手洗い・アルコール消毒にご協力ください

登壇者/出演者

登壇者:阿部理沙、藤川史人
モデレーター:本間友(慶應義塾大学アート・センター)

藤川 史人
武蔵野美術大学映像学科卒。映像作家。気に入った土地に一定期間暮らしそこで生活する人々と映画制作を行う。監督作に、多良間島の伝統的な結婚式を取り上げた「Caminando Muchas Lunas」('10)、広島県三次市で地域住民と交流しながら完成させた「いさなとり」('15)、アンデスで暮らす人々の記録「Supa Layme」('19)、ほか過日来('12)、彼の地('15)など。

阿部 理沙
日本大学芸術学部映画学科監督コース卒。映画・テレビ・CMなど幅広い映像演出を手掛けている。近年の監督作品として、短篇映画「山村てれび氏」('15) は、ぴあフィルムフェスティバル入選、Fresh Wave 国際短編映画祭(香港)などで上映。2017年秋よりTOKYO MXにて放送されたドラマ「Club SLAZY Extra invitation ~Malachite~」の監督をつとめた。http://www.abefilm.info

本間 友
慶應義塾大学ミュージアム・コモンズ専任講師、アート・センター所員。慶應義塾大学大学院(美学美術史学)修了後、同大学アート・センターにて展覧会の企画、アーカイヴの運営、地域連携プロジェクトの立案を行う。2018年よりミュージアム・コモンズの立ち上げに関わる。目下、造形美術における「境界」表現について、また学術情報の文化イベントを通じたディストリビューションに焦点を当てた研究を行っている。

タイムテーブル

13:00 - 13:05 ごあいさつ
13:05 - 13:25 阿部理沙「港画百景」
13:25 - 13:30 休憩
13:30 - 14:55 藤川史人「ひかりのどけき」
14:55 - 15:00 休憩
15:00 - 15:30 ポスト・トーク


※ 各作品の上映開始時間は目安です。タイムテーブルは、予告なく変更される場合があります。ご了承ください。

お問い合わせ

慶應義塾大学アート・センター(担当:篠)
〒108-8345 東京都港区三田2-15-45 
Tel: 03-5427-1621 Fax: 03-5427-1620

主催・共催など

主催:「都市のカルチュラル・ナラティヴ」プロジェクト実行委員会、慶應義塾大学アート・センター
共催:港区(港区文化プログラム連携事業)
助成:令和3年度 文化庁 博物館を中核とした文化クラスター形成事業


阿部理沙「港画百景」
コロナ禍における緊急事態宣言の最中、アイフォン片手に港区を歩き回った。そこには、今まで気づかなかったスクラップ&ビルドされている港区の街並み、そこで働く人々、忘れたくない風景があった。未来に残したい極私的港画百景。

藤川史人「ひかりのどけき」
港区には縄文時代の貝塚が点在する。それは、今も昔も人々がそこで暮らしてきたというあかし。これは、ある親子がそんな貝塚を見に行くところから始まる家族の物語。