港画:都市と文化のビデオノート
「都市のカルチュラル・ナラティヴ」は、港区という都市に息づく文化を多様な視点から物語り、つないでゆくプロジェクトです。物語を運ぶメディアはさまざまです。テキスト、写真、そしてビデオ。都市のカルチュラル・ナラティヴプロジェクトは、2018年、ドキュメンタリー映画監督たちとともに、都市文化の物語を映像で捉えようと試みました。
歴史ある寺院、現代美術ギャラリー、そして菓子資料室に飛び込んだ監督たちが、出会った物語をかき留めたビデオノート、初の上映会です。上映後は、慶應義塾大学アート・センターで美術理論・アーカイヴ理論・映画の研究を行う久保仁志をディスカッサントに、監督たちとポスト・トークを行います。
上映作品
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阿部理沙「菓子資料室 虎屋文庫」9分
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藤川史人「横田茂ギャラリー」25分
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大川景子「泉岳寺」42分
日時
2019年5月26日(日)13:30-16:00(13:00開場)
場所
慶應義塾大学三田キャンパス 北館ホール
108-8345 東京都港区三田2-15-45
https://www.keio.ac.jp/ja/maps/
対象
どなたでもご参加いただけます
費用
入場無料
お申し込み方法
事前申込み不要
※ 席の確保を希望されるかたは、メールにてご連絡ください
登壇者/出演者
登壇者:阿部理沙、藤川史人、大川景子、新部貴弘
ディスカッサント:久保仁志(慶應義塾大学アート・センター)
藤川 史人
武蔵野美術大学映像学科卒。映像作家。気に入った土地に一定期間暮らしそこで生活する人々と映画制作を行う。監督作に、多良間島の伝統的な結婚式を取り上げた「Caminando Muchas Lunas」(’10)、広島県三次市で地域住民と交流しながら完成させた「いさなとり」(’15)、アンデスで暮らす人々の記録「Supa Layme」(’19)、ほか過日来(’12)、彼の地(’15)など。
阿部 理沙
映画監督。日本大学芸術学部映画学科監督コースを卒業後、映画・テレビ・CMなど幅広い映像演出を手掛けている。近年の監督作品として、短篇映画「山村てれび氏」(’15) は、ぴあフィルムフェスティバル入選、Fresh Wave 国際短編映画祭(香港)などで上映。2017年秋よりTOKYO MXにて放送されたドラマ「Club SLAZY Extra invitation ~Malachite~」の監督をつとめた。http://www.abefilm.info
大川 景子
東京芸術大学大学院映像研究科 編集領域卒。諏訪敦彦監督「ユキとニナ」(’09)に編集助手として携わる。その後、筒井武文監督「自由なファンシィ」(’14)、中島良監督「兄友」(’18)、杉田協士監督「ひかりの歌」(’19)等に編集スタッフとして参加。監督作にインドネシアから来た技能実習生の日常を描いた「高浪アパート」(’06)、米国生まれの日本文学作家 リービ英雄を描いた「異境の中の故郷」(’13)。
新部 貴弘
鎌倉材木座海岸にて漁業を営む二人の女性の二年半を描いた「桃と小桃とこもも丸」('12)を大学在学時に監督。第16回 ゆふいん文化記録映画祭 松川賞 ほか受賞多数。メイキングスタッフとして参加した作品に西川美和監督「永い言い訳」(’16) などがある。2017年から女子美術大学非常勤講師を勤める。
久保 仁志
慶應義塾大学アート・センター所員、同大学非常勤講師。アーキヴィストとして2002年より現在に至るまで様々な資料体の構築に携わる一方、美術理論・アーカイヴ理論・映画の研究を行い、映画作品「Cargo 1 なにかいってくれ いまさがす|半影のモンタージュ」(’10)等を制作。近著に「〈半影〉のモンタージュ:アーカイヴの一つのモチーフについて」等がある。
タイムテーブル
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13:30 - 13:35 ごあいさつ
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13:35 - 13:50 阿部理沙「菓子資料室 虎屋文庫」
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13:50 - 14:20 藤川史人「横田茂ギャラリー」
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14:20 - 14:30 休憩
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14:30 - 15:20 大川景子「泉岳寺」
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15:20 - 15:50 ディスカッション
※ 各作品の上映開始時間は目安です。タイムテーブルは、予告なく変更される場合があります。ご了承ください。
お問い合わせ
慶應義塾大学アート・センター(篠)
〒108-8345 東京都港区三田2-15-45
Tel: 03-5427-1621 Fax: 03-5427-1620
pj.ca.oiek.c-tra@yranuc
主催・共催など
主催:「都市のカルチュラル・ナラティヴ」プロジェクト実行委員会、慶應義塾大学アート・センター
助成:平成31年度 文化庁 博物館を中核とした文化クラスター形成事業