南画廊と志水楠男
1956 年、駒井哲郎版画個展で開廊した南画廊は、1979 年画廊主志水楠男の急逝により閉廊するまでに、約250 本もの現代美術展を開催しました。その活動は1960-70 年代のアート・シーンで極めて重要な役割を果たし、その時代をある意味でプロモートしたとさえ言えるでしょう。1959 年のフォートリエ展での作家招聘を発端として、サム・フランシスやジャスパー・ジョーンズなどの海外作家の展覧会を開催するだけでなく、日本へ招聘し、大きな刺激をあたえました。また、数多くの日本の現代作家の個展を開催して行きます。そして、そこは美術家だけでなく、批評家や詩人、建築家など様々な人が集う文化交流の場でもあったと伝えられます。
この南画廊の現場に身を置き、深く関わった石橋輝男氏に、当時を知る横田茂氏を交えて、お話を伺う機会を設けます。その時代、その現場を知る方ならではの貴重なトークの機会となるでしょう。
また、同日11:00 から17:00まで、アート・センターのアーカイヴに所蔵されている南画廊の展覧会資料を、慶應義塾大学アート・スペースにて特別展示します。
チラシ (PDF 121KB)
日時
2018年9月1日(土)
【トーク】14:00-16:00
【特別展示】11:00-17:00
場所
慶應義塾大学三田キャンパス
【トーク】東館6階 G-Lab.
【特別展示】南別館1階 慶應義塾大学アート・スペース
対象
どなたでもご覧いただけます
費用
入場無料
お申し込み方法
事前申込み不要
登壇者/出演者
石橋輝男×横田茂×渡部葉子
お問い合わせ
慶應義塾大学アート・センター(渡部・久保・本間)
03-5427-1621
pj.ca.oiek.c-tra@sevihcra
主催・共催など
主催:慶應義塾大学アート・センター
協力:特定非営利活動法人 Japan Cultural Research Institute