「時代に生きよ、時代を超えよ」ーー川口黎爾の直視

これまで公開されることのなかった、藤牧義夫等を中心とする戦前の日本作品と海外の現代美術の優品を有する個⼈コレクションの展覧会をお届けいたします。
人は作品をどれほど深く見つめることができるのでしょうか。希代のコレクター川口黎爾は「まなざし」を「直視」と書きました。彼の作品を見つめる「まなざし」は作品に対峙し、深くその中に入り込んで行くようであったと言います。そのコレクションは正に「直視」を通して集められた作品の数々でした。その直視の先に佇んでいた藤牧義夫は「時代に生きよ、時代を超えよ」と言いました。時代に生き、時代を超える作品に川口は感応し、彼の「直視」に耐えた作品だけが選び抜かれていったのです。作品との対話に生きた川口が残したコレクションは、今、我々に何を語ってくれるのか。ぜひ、会場で確かめてください。
展覧会は藤牧義夫、谷中安規など戦前の日本作品を展示する前期(6/9-7/5)と、B.パレルモ、A.メンディエタなど海外の現代美術作品を展示する後期(7/9-8/8)の2部構成で開催します。(前期:藤牧義夫、谷中安規、畦地梅太郎、長谷川利行、林倭衛、萬鉄五郎、三岸好太郎/後期:A. タピエス、A.メンディエタ、S.ブラウン、H.ダルボーフェン、B.パレルモ、I.クネーベル)
a. 藤牧義夫《ひゞき》1933年 19.5 x 19.0
b. 藤牧義夫《鉄の橋》1933年 15.3 x 18.0
c. アナ・メンディエタ《無題(UNTITLED)》1982年 16.6 x 11.2
d. ハンネ・ダルボーフェン《無題(UNTITLED)》1973年 55.88 x 73.7
日時
2025年6⽉9⽇(⽉)ー8⽉8⽇(⾦)
前期:6月9日(月)ー7月5日(土)
後期:7月9日(水)ー8月8日(金)
11:00–18:00
休館日:土日祝日
7月5日(土)、7月26日(土)は開館
7月7日(月)、7月28日(月)は閉館
場所
慶應義塾大学アート・センター(三田キャンパス南別館1Fアート・スペース)
対象
どなたでもご覧いただけます
費用
入場無料
お問い合わせ
慶應義塾大学アート・センター
〒108-8345 東京都港区三田2-15-45
TEL 03-5427-1621 FAX 03-5427-1620
pj.ca.oiek.tsda@ijnet-ca
日時
2025年6⽉9⽇(⽉)ー8⽉8⽇(⾦)
前期:6月9日(月)ー7月5日(土)
後期:7月9日(水)ー8月8日(金)
11:00–18:00
休館日:土日祝日
7月5日(土)、7月26日(土)は開館
7月7日(月)、7月28日(月)は閉館
場所
慶應義塾大学アート・センター(三田キャンパス南別館1Fアート・スペース)
〒108-8345 東京都港区三田2-15-45 慶應義塾大学三田キャンパス南別館
最寄駅:JR山手線・京浜東北線 田町駅、地下鉄三田線・浅草線 三田駅、大江戸線 赤羽橋駅
対象
どなたでもご覧いただけます
費用
入場無料
お問い合わせ
慶應義塾大学アート・センター
〒108-8345 東京都港区三田2-15-45
TEL 03-5427-1621 FAX 03-5427-1620
pj.ca.oiek.tsda@ijnet-ca
主催・共催など
主催:慶應義塾大学アート・センター
協力:大谷芳久
展覧会へお越しの皆さまへ
アート・スペースは小規模の展示室になります。
学生向け授業または一般団体で、15名以上でお越しの際は、
事前にアート・センターまでお知らせください。
スムーズにご覧いただけるよう、リーフレットなどの準備をいたします。
他のお客様もいらっしゃいますので、
ご迷惑とならないよう、ご配慮いただけますと幸いです。
また、授業等で展示室内にてレクチャーをされる場合は
必ず事前にアート・センターへご相談ください。
ご理解・ご協力を何卒よろしくお願い申し上げます。