慶應義塾大学アート・センター Keio University Art Center

ウィリアム・フォーサイス×土方巽 身体のイラストレーション

身体をダンシングしたり、身体をイラストしたりすること。ここにはどんな問題があるのか。この問題設定の核心をついてダンスの最先端を走ってきた土方巽、そしてこの問題に今なお果敢に取り組むフォーサイス。この二人をメルクマールに交差させつつ、それでは今度はわたしたちがこの問題を設定して探ってみたい。

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日時

11月11日(金)、12日(土)、13日(日)

場所

東京ドイツ文化センター

対象

ワークショップA 【定員】20名(先着順)
ワークショップB 【定員】20名(先着順)

参加条件

  • A、B各コースとも2日間続けて受講できるかた
  • ワークショップAは、ダンス経験のあるかた
  • Aコース見学は各日15時からのみ受講可能
  • Bコース見学は両日とも最初から受講可能

費用

ワークショップA・B 【受講料(2日間)】2,000円(見学 1,000円)

お問い合わせ

慶應義塾大学アート・センター

〒108-8345 東京都港区三田2-15-45 TEL 03-5427-1621 FAX 03-5427-1620


日時

メディア・ツールと 身体×ダンス
11月13日(日) 14:00-17:00 入場無料
事前申し込みは必須ではありませんが、確実に座席を確保されたい方は11月9日までに【申し込みフォーム】よりお申し込みください。

ダンス・ワークショップ——そして 21世紀へ

11月11日(金)、12日(土) ※ 詳細、お申し込み方法は下記を参照

場所

東京ドイツ文化センター

107–0052 東京都港区赤坂 7–5–56 (地下 鉄青山一丁目駅 A4 出口から赤坂郵便局方面へ徒歩 5 分)
Tel. 03–3584–3201 Fax. 03–3586–3069
http://www.goethe.de/tokyo

対象

ワークショップA 【定員】20名(先着順)
ワークショップB 【定員】20名(先着順)

参加条件

  • A、B各コースとも2日間続けて受講できるかた
  • ワークショップAは、ダンス経験のあるかた
  • Aコース見学は各日15時からのみ受講可能
  • Bコース見学は両日とも最初から受講可能

費用

ワークショップA・B 【受講料(2日間)】2,000円(見学 1,000円)

お申し込み方法

受講申し込みフォームより、申し込み者情報を登録した上でお申し込みください(受講料は当日精算です)。

登壇者/出演者

講師・パネリスト:ノラ・ズニガ=ショー、クリストファー・ロマン、和栗 由紀夫
パネリスト:藤幡 雅樹、松澤 慶信

タイムテーブル

メディア・ツールと 身体×ダンス プログラム

スクリーニング
フォーサイス「Synchronous Objects」| ノラ・ズニガ=ショー
Hijikata Method 動きのアーカイヴ Extra Version | 和栗 由紀夫+土方巽アーカイヴ(森下 隆)
[映像制作]亀村文彦、亀村佳宏

シンポジウム

ダンスメソッドとメディアテクノロジー ––– 身体表現・ノーテーション・映像表現
【パネリスト】 クリストファー・ロマン、ノラ・ズニガ=ショー、和栗 由紀夫、藤幡 雅樹、松澤 慶信 [司会:渡部 葉子]

ダンス・ワークショップ——そして 21世紀へ プログラムと受講方法

【ワークショップA】フォーサイス・ワークショップ

われわれは『ウィリアム・フォーサイスのインプロヴィゼーション・テクノロジーズ』(2000)によって彼の特殊なダンス・ヴォキャブラリーを自習できるようになっている。しかしこのソフトの目指すところはフォーサイス風に踊ることを身につけることにあるのではない、と彼も言う。彼の語彙を通じて自らの身体の可能性を探るよすがにしてくれと言っているのだ。ノラ&クリスのWSもそうだ。自分の身体を自覚するきっかけとなれば幸甚。

【ワークショップB】舞踏ワークショップ

和栗由紀夫は 1970 年代を通じて創造された土方巽の舞踏のメソッドを継承し、国内外で実践的なワークショップを数多く行っている。
土方巽の「舞踏譜の舞踏」についての理解の確かさと巧みな指導で定評があり、今回のワークショップも、豊かな経験に基づき、土方舞踏を基礎から指導するとともに、その方法を理論的に教授する絶好の機会となろう。

ワークショップA
11月11日(金)、12 日(土) 13:00–16:00
【講師】ノラ・ズニガ=ショー、クリストファー・ロマン
【定員】20名(先着順)
【受講料(2日間)】2,000円(見学 1,000円)

ワークショップB
11月11日(金)、12 日(土)16:30–19:30
【講師】和栗 由紀夫
【定員】20名(先着順)
【受講料(2日間)】2,000円(見学 1,000円)

お問い合わせ

慶應義塾大学アート・センター

〒108-8345 東京都港区三田2-15-45 TEL 03-5427-1621 FAX 03-5427-1620

主催・共催など

主催:東京ドイツ文化センター|日本女子体育大学ダンス・プロデュース研究部|慶應義塾大学アート・センター

協力:慶應義塾大学デジタルメディア・コンテンツ統合研究センター|立教大学現代心理学部佐藤一彦研究室|株式会社フローベル|株式会社計測技術研究所|NPO法人舞踏創造資源|亀村文彦、亀村佳宏


シンポジウム+スクリーニング「メディア・ツールと 身体×ダンス」

身体をダンシングしたり、身体をイラストしたりすること。ここにはどんな問題があるのか。この問題設定の核心をついてダンスの最先端を走ってきた土方巽、そしてこの問題に今なお果敢に取り組むフォーサイス。この二人をメルクマールに交差させつつ、それでは今度はわたしたちがこの問題を設定して探ってみたい。

パネリストのノラは SynchronousObjects の総監督、クリストファーはこのプロジェクトの中心的リサーチャー。彼らにまずこの SynchronousObjectsのプロジェクトからプレゼンテーションしてもらう。次に土方巽に学んだ和栗は彼の舞踏創作をイラストレーション化したが、彼と舞踏資料のアーキヴィストである森下が土方の舞踏をイラストすることについてプレゼンテーションする。その後に彼らをまじえて始まるシンポジウムに、CGの世界的な制作者でもある藤幡と、フォーサイスの『インプロヴィゼーション・テクノロジーズ』の日本語版を監修した松澤が加わり、近現代美術研究の渡部とともに進行をあずかる。身体を、ダンスをイラストすることの意味、意義、そしてこれからの展望。議論が飛び交い戯れつつも、何か見えてくればお慰み。乞う御期待。

「ダンス・ワークショップ——そして 21世紀へ」

今回の企画テーマである身体をイラストすることのもっとも直接的な営為は、身体を使ってダンシングすることに他ならない。この身体のイラストレーション化をまず自らが自らの身体で体験してもらうためにワークショップを開くことにした。和栗は土方舞踏を舞踏譜に跡づけた土方の弟子だが、彼は土方が身体をどうイラストしたのかをワークショップする。一方、ノラとクリスは SynchronousObjects プロジェクトのまさに中心人物だが、彼らにはフォーサイスのダンス・ヴォキャブラリーを教授してもらう。