都市文化の物語: 港区文化資源の近世と現代
私たちが住まい、働き、訪れる都市には、幾重にも重ねられた歴史と文化の物語が息づいています。時代を経た文化と新たな文化の応答の中に、現在の、そして未来の都市の姿を私たちは見いだします。この都市の文化の物語を改めて読み解くプロジェクトが「都市のカルチュラル・ナラティヴ」です。
この秋は、プロジェクトの一段目として、港区に息づく文化資源の今昔を紹介する講座を開講します。
日時
2017年11月18日(土) 14:00—16:30
場所
慶應義塾大学三田キャンパス
対象
どなたでもご参加いただけます
費用
入場無料
お問い合わせ
慶應義塾大学アート・センター(本間・松谷)
〒108-8345 東京都港区三田2-15-45
Tel: 03-5427-1621 Fax: 03-5427-1620
pj.ca.oiek.c-tra@sevihcra
講座[都市のカルチュラル・ナラティヴ]
日時
2017年11月18日(土) 14:00—16:30(13:30開場)
場所
慶應義塾大学三田キャンパス 西校舎519教室
対象
どなたでもご参加いただけます
費用
入場無料
お申し込み方法
事前申込み不要
登壇者/出演者
内藤 正人(慶應義塾大学文学部教授/同アート・センター所長)
伊坂 道子(建築家・伊坂デザイン工房共同代表)
内藤正人(ないとう・まさと)
1986年、慶應義塾大学文学部史学科国史学専攻卒業、88年慶應義塾大学大学院文学研究科哲学専攻修士 修了。出光美術館主任学芸員を経て2007年より現職。博士(美学)。
主な研究対象は、江戸時代絵画史・版画史で、数多くの著作を持つ。近年の作としては、『北斎 肉筆画の世界(TJMOOK)』宝島社(2017)、『うき世と浮世絵』東京大学出版会(2017)、「歌麿と同時代の絵師たち、および歌麿イズムの継承者たち」(『歌麿 決定版』)平凡社 (2016)、「江戸期の浮世絵と、その享受」(『アートと社会』)東京書籍 (2016)、 『高校美術3』(平成27年度版教科書)日本文教出版 (2015)などがある。主な受賞歴は、「北斎漫画の研究ーとくにその初編を中心に」で、第1回鹿島美術財団賞(1994)、「浮世絵師勝川春章・歌川広重に関する、さらには浮世絵と貴人の支援者に関する、それぞれの独創的な研究に対して」で、第9回国際浮世絵学会賞(2015)を受賞している。
伊坂道子(いさか・みちこ)
1976年、武蔵野美術大学造形学部建築学科卒業。83年、伊坂重春とともに、一級建築士事務所伊坂デザイン工房設立し、現在に至る。研究対象は「増上寺旧境内」。東京大学工学部建築学科・鈴木博之研究室を経て、2009年工学院大学大学院・初田亨研究室にて博士(工学)取得。2008〜14年、武蔵野美術大学非常勤講師。 主な業績としては、「増上寺旧境内調査と歴史的景観の保存活動」(武蔵野美術大学建築学科芦原義信賞、2014)、国登録文化財妙定院熊野堂・上土蔵保存修理工事設計監理(2007)、心光院本堂(2016年国登録有形文化財)耐震および意匠再生設計(2015)、港区登録文化財 増上寺大門耐震修繕工事 調査および修復監修(2017)。 著作に『増上寺旧境内地区歴史的建造物等調査報告書』(編・共著/2003)、『浄土教の事典』(共著/2011)、「伊坂道子の住アドバイス」毎日新聞住宅面コラム連載他(2005〜11)、『芝増上寺境内地の歴史的景観-その建築と都市的空間』(単著/2013、2016年日本建築学会著作賞受賞)
タイムテーブル
慶大三田キャンパス周辺の幕末風景 ~過去の史・資料から読む
内藤 正人(慶應義塾大学文学部教授/同アート・センター所長)
増上寺旧境内の変遷 ~芝地域とともに
伊坂 道子(建築家・伊坂デザイン工房共同代表)
お問い合わせ
慶應義塾大学アート・センター(本間・松谷)
〒108-8345 東京都港区三田2-15-45
Tel: 03-5427-1621 Fax: 03-5427-1620
pj.ca.oiek.c-tra@sevihcra
主催・共催など
主催:慶應義塾大学アート・センター
共催:港区(平成29 年度港区文化プログラム連携事業)