本の虫・本の鬼
書物と、それに取り憑かれた人々との関わり合いを、「集散する書物」「善本への希求」「出版への執念」という三つの視点から見ていきます。同時期に金沢文庫・五島美術館・静嘉堂文庫・東洋文庫でも書物に関する展示を行います。
(図版)脇坂安元旧蔵「公任家集」江戸時代初期写
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「本の虫・本の鬼」展 × 慶應義塾ミュージアム・コモンズ(KeMCo)
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日時
2019年6月3日 [月] 〜6月28日 [金]
場所
第一会場:慶應義塾図書館展示室 [三田]
第二会場:慶應義塾大学アート・スペース
対象
どなたでもご覧いただけます
費用
入場無料
お問い合わせ
慶應義塾大学附属研究所斯道文庫
03-5427-1582
http://www.sido.keio.ac.jp/
慶應義塾大学アート・センター
03-5427-1621
http://www.art-c.keio.ac.jp/
展覧会[センチュリー文化財団寄託品展覧会]
日時
第一会場:慶應義塾図書館展示室 [三田]
2019年6月3日 [月] 〜6月28日 [金]
9:00 - 18:20(土曜日は9:00 - 16:50)
日曜休館
第二会場:慶應義塾大学アート・スペース
2019年6月3日 [月] 〜6月28日 [金]
10:00 - 17:00
土・日休館
場所
第一会場:慶應義塾図書館展示室 [三田]
東京都港区三田2-15-45 慶應義塾大学キャンパス内
第二会場:慶應義塾大学アート・スペース
東京都港区三田2-15-45 慶應義塾大学南別館
対象
どなたでもご覧いただけます
費用
入場無料
お問い合わせ
慶應義塾大学附属研究所斯道文庫
03-5427-1582
http://www.sido.keio.ac.jp/
慶應義塾大学アート・センター
03-5427-1621
http://www.art-c.keio.ac.jp/
主催・共催など
主催:慶應義塾大学附属研究所斯道文庫、慶應義塾大学アート・センター、慶應義塾図書館
展覧会概要
蔵書家―書物を集める人―とはいかなる存在か。この展覧会では、書物の収集・研究・公開に尽力した人々の軌跡をたどります。
古代・中世においては、権力者や代々の学者・学僧あるいは寺院など、書物を集める人や場所はかなり限定されていましたが、近世に入ると、出版文化の興隆に伴ってさまざまな蔵書家が現れます。近代に入り、明治維新と廃仏毀釈、関東大震災、第二次世界大戦など、社会の変動や混乱のなかでも、その伝統は受け継がれ、現代に続いています。
第一部「集散する書物」では、近世初期の大名や学者に始まり、現代の研究者に至るまで、バラエティに富んだ蔵書家の横顔をその旧蔵書とともに紹介します。
第二部「善本への希求」では、江戸時代後半に始まる考証学・書誌学、昭和に入って花開く国文学などの学問の展開とともに、より良いテキストを求めた学者の営みを、その蔵書を通じて探ります。
第三部「出版への執念」では、学問の進歩のため、また書物の隠滅を防ぐため、善本の影印・翻刻による普及に努めた人々の活動を、その出版物や原稿とともにお見せします。
この展覧会を通して、書物に関わった人々の学問に対する真摯な態度と、その背後にある日本や中国の文化に対する深い敬愛の念を感じて頂ければ幸いです。
(左)脇坂安元旧蔵「公任家集」江戸時代初期写
(中央)爾雅註疏(狩谷棭斎校合書入本)
(右)横山重宛反町茂雄書簡(部分)
なお、この展覧会は「特殊文庫の古典籍」と題した、大東急記念文庫(五島美術館)・金沢文庫・東洋文庫・静嘉堂文庫との連携展示でもあります。あわせてご覧頂ければ幸いです。
展覧会へお越しの皆さまへ
「アート・スペース」は小規模の展示室になります。
学生向け授業または一般団体で、15名以上でお越しの際は、
事前にアート・センターまでお知らせください。
スムーズにご覧いただけるよう、リーフレットなどの準備をいたします。
他のお客様もいらっしゃいますので、
ご迷惑とならないよう、ご配慮いただけますと幸いです。
また、授業等でアート・スペース内にてレクチャーをされる場合は
必ず事前にアート・センターへご相談ください。
ご理解・ご協力を何卒よろしくお願い申し上げます。
慶應義塾大学アート・センター
TEL:03-5427-1621
FAX:03-5427-1620
E-mail:pj.ca.oiek.tsda@ijnet-ca