アムバルワリア祭 VIII「西脇順三郎 影響と受容」
本年度も、西脇順三郎をめぐるシンポジウムを開催いたします。2012年の西脇アーカイヴ設立・公開から毎年行っている本催事は今回で8回目となり、今回も多くの皆さまのご来場をお待ちしております!
これまで、西脇順三郎をめぐって、主に日本の詩人や文学者などとの関わりをテーマとしてきましたが、今回は西脇の「国際性」に焦点をあてます。西脇自身が1920年代に英国へ留学し、当時のモダニズム詩に触れて自らの詩作を大きく飛躍させたことはよく知られています。そのことをふまえ、ヨーロッパの詩人たちから西脇が受けた影響を、T.S.エリオットやジャン・コクトーを中心に、英文学・仏文学研究の側面からお話いただきます。そして西脇の詩や詩論がどのように海外で受容されたのかについて、台湾文学との関連から語っていただきます。
これまで以上に多彩な顔ぶれとなります登壇者の先生方が、西脇順三郎へどのように光をあてられるのか、皆さまぜひご注目くださいませ。
★ ポスター(PDF 2.2 MB)
日時
2019年1月19日(土)14:00-17:00
場所
慶應義塾大学 三田キャンパス
北館ホール
対象
どなたでもご参加いただけます
費用
無料
お問い合わせ
慶應義塾大学アート・センター[森山 緑]
TEL 03-5427-1621 / FAX 03-5427-1620
pj.ca.oiek.c-tra@amayirom
講演[アムバルワリア祭]
日時
2019年1月19日(土)14:00-17:00
場所
慶應義塾大学 三田キャンパス
北館ホール
対象
どなたでもご参加いただけます
費用
無料
お申し込み方法
事前申込み不要
登壇者/出演者
【司会】新倉俊一(明治学院大学名誉教授)
【登壇者】
笠井裕之(慶應義塾大学教授・仏文学)
ローザ・ファン・ヘンスバーゲン(ケンブリッジ大学)
大東和重(関西学院大学教授・比較文学)
タイムテーブル
14:00~14:05 開会挨拶(慶應義塾大学アート・センター所長)
14:05~14.15 司会 導入コメント 新倉俊一氏
14:15~14:45 笠井裕之氏「センチメンタルな金時計——西脇順三郎とジャン・コクトー」
14:45~14:50 映像セッティング
14:50~15:20 ローザ・ファン・ヘンスバーゲン氏(ビデオ出演)「T.S. Eliot Heard by Nishiwaki Junzaburo: He Do the Different Voices」
15:20~15:40 休憩
15:40~16:10 大東和重氏「古都台南の詩人たち 台湾における西脇詩受容の側面」
16:15~16:45 登壇者によるディスカッション (モデレーター:新倉氏)
17:00 終了
お問い合わせ
慶應義塾大学アート・センター[森山 緑]
TEL 03-5427-1621 / FAX 03-5427-1620
pj.ca.oiek.c-tra@amayirom
主催・共催など
主催:慶應義塾大学アート・センター
共催:慶應義塾大学藝文学会