古代への憧憬
憧れがなければ、近づけないものがある。
情熱がなければ、学べないものがある。
21世紀、我々は世界のどこへでも出かけていける時代を生きている。大量に流通する情報はいよいよ世界を狭いものにしていると言われる。しかし、本当にそうであろうか。
ここにひとつの彫刻があるーー戦前に日本にもたらされた古代彫刻。古代美術を講じた師が在り、その薫陶を受けた弟子が欧州で手にいれた一体の彫刻、この彫刻をここにもたらした古代への憧憬と情熱を今、我々はもっているだろうか。時代は進み、情報は溢れている。しかし、ものごとの深い理解とは、情報の量ではない。いま、再び学問することの真の意味をこの彫刻は問うているのかもしれない。憧れがなければ近づけないものがあり、情熱がなければ学べないものがあるのではないだろうか。
日時
2014年12月8日(月)〜19日(金)、2015年1月10日(土)〜30日(金)(土日祝休館)
場所
慶應義塾大学アート・スペース
対象
どなたでもご参加いただけます
日時
2014年12月8日(月)〜2015年1月30日(金) 10:00-17:00
(土日祝および12月22日〜1月9日休館、1月10日は開館)
場所
慶應義塾大学アート・スペース
東京都三田2-15-45(JR田町駅、地下鉄三田駅より徒歩8分)
対象
どなたでもご参加いただけます
費用
入場無料
お問い合わせ
慶應義塾大学アート・センター
03-5427-1621
pj.ca.oiek.tsda@ijnet-ca
主催・共催など
主催:「古代への憧憬」展 実行委員会
企画:慶應義塾大学アート・センター