慶應義塾大学アート・センター Keio University Art Center

トークセッション アートと社会のつなぎかた:動き出す日本の文化資源

アーカイヴを語るとき、保存・保管の機能がその中核として捉えられてきましたが、アーカイヴは社会化しなければ、本来の意味はなさないと言えます。いまや、保存・保管を超えた、より積極的な働きかけをするアーカイヴ活動がもとめられていると言ってもよいでしょう。

このような問題意識をもちながら、アートと社会の関係を考察しつつ、そこで大学の果たすことができる役割—文化資源に積極的に働きかけ、社会での活用を促す役割を果たす可能性—をめぐり、文化政策に深く関わっている太下義之氏、熊倉純子氏を迎え、各々の立場での実践を踏まえたキー・スピーチとディスカッションを行います。

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[本イベントは、3連続セッションの第1回です。他セッションについてはこちらをご参照ください]

日時

2015年2月4日(水) 19:00〜

場所

慶應義塾大学 三田キャンパス 東館8F ホール

対象

どなたでもご参加いただけます

費用

無料

お問い合わせ

慶應義塾大学アート・センター
tel. 03-5427-1621 fax. 03-5427-1620


日時

2015年2月4日(水) 19:00〜

場所

慶應義塾大学 三田キャンパス 東館8F ホール

対象

どなたでもご参加いただけます

費用

無料

お申し込み方法

事前申込み不要

登壇者/出演者

太下義之(三菱UFJリサーチ&コンサルティング 芸術・文化政策センター 主席研究員/センター長)
熊倉純子(東京芸術大学音楽環境創造科教授)

熊倉純子(くまくら・すみこ)
東京芸術大学音楽環境創造科教授。パリ第十大学卒、慶應義塾大学大学院修了(美学・美術史)。(社)企業メセナ協議会を経て、2002年より現職。アートマネジメントの専門人材を育成し、「取手アートプロジェクト」(茨城県)、「アートアクセスあだち―音まち千住の縁」(東京都)など、地域型アートプロジェクトに学生たちと携わりながら、アートと市民社会の関係を模索し、文化政策を提案する。東京都芸術文化評議会文化都市政策部会委員、文化庁文化審議会文化政策部会委員などを歴任。
著書に『アートプロジェクト―芸術と共創する社会』(監修。水曜社、2014)『社会とアートのえんむすび1996-2000――つなぎ手たちの実践』(共編。ドキュメント2000プロジェクト実行委員会発行、トランスアート、2001)、「<地元>の文化力―地域の未来のつくりかた」(共著、苅谷剛彦編著。河出書房新社、2014)など。

太下義之(おおした・よしゆき)
公益社団法人日展理事、公益財団法人静岡県舞台芸術センター(SPAC)評議員、公益社団法人企業メセナ協議会監事。文化経済学会<日本>理事、文化政策学会理事。コンテンツ学会理事。文化審議会文化政策部会委員、経済産業省「クリエイティブ・エコノミー研究会」委員(2011年度)、総務省「定住自立圏形成に向けた創造的人材の定住・交流促進に係る検討会議」委員(2011年度)。東京芸術文化評議会委員、大阪府・大阪市特別参与、沖縄文化活性化・創造発信支援事業(沖縄版アーツカウンシル)評議員、鶴岡市食文化創造都市アドバイザー、新潟市文化・スポーツコミッションアドバイザー、文化情報の整備と活用「100人委員会」委員、著作権保護期間の延長問題を考えるフォーラム発起人など、文化政策関連の委員を多数兼務。

タイムテーブル

トーク

太下義之「継承と創造のためのアーカイブ政策」
熊倉純子「大学と地域の連携:取手アートプロジェクトの事例から」

ディスカッション&質疑応答

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主催・共催など

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