インクルーシヴを語る会:歴史文化あふれる増上寺とともに考える
近年、美術館や博物館では障がいをお持ちの方、乳幼児をお連れの方、高齢の方、外国の方などさまざまな属性の来場者の方々に対応する取り組みが進んでいます。「インクルーシヴ」とはあらゆるものを包含するといった意味で使われており、文化的体験をだれもが気軽に持つことができる環境を整えてゆくことが、文化機関には求められています。
港区には歴史をもつ多くの寺社が存在します。宗教的行事が行われるほか、ゆかりの文化財を受け継ぎ公開する文化機関として、また観光名所としても多様な人々が訪れる場所となっています。
今回、港区芝にある大本山増上寺のご協力のもと、「インクルーシヴ」という観点から、寺社においてどのような取り組みが行われているのか、また今後どのような対応が必要であるかといった事柄について、皆さんと一緒に考える機会を持ちます。コメンテーターとして、これまで数多くの美術館とワークショップを行なってきたNPO「視覚障害者とつくる美術鑑賞ワークショップ」のメンバーにもご参加いただき、障がいをもつ当事者の方々からのご意見や提案なども伺う予定です。
ご関心をお持ちの方は、ぜひご参加ください!
日時
2023年2月16日(木) 14:00-16:00
場所
大本山増上寺 増上寺会館 松・杉の間 (港区芝公園4丁目7-35)
対象
どなたでもご参加いただけます。
事前のお申し込みが必要です。
費用
参加無料
お問い合わせ
慶應義塾大学アート・センター
「都市のカルチュラル・ナラティヴ」プロジェクト(担当:森山・本間・吉岡・木原)
Tel. 03-5427-1621 Fax. 03-5427-1620
pj.ca.oiek.c-tra@yranuc
ワークショップ[都市のカルチュラル・ナラティヴ]
日時
2023年2月16日(木) 14:00-16:00
場所
大本山増上寺 増上寺会館 松・杉の間 (港区芝公園4丁目7-35)
対象
どなたでもご参加いただけます。
事前のお申し込みが必要です。
費用
参加無料
お申し込み方法
以下よりお申込みください。
Google Form
申し込み期限:2023年2月9日 (木) 17:00
定員|20人
申し込み多数の場合は抽選を行い、当落については、2月13日(月)までにご連絡いたします。
登壇者/出演者
お話:大本山増上寺 参拝部部長 武智公英氏
コメンテーター:「視覚障害者とつくる美術鑑賞ワークショップ」メンバー
お問い合わせ
慶應義塾大学アート・センター
「都市のカルチュラル・ナラティヴ」プロジェクト(担当:森山・本間・吉岡・木原)
Tel. 03-5427-1621 Fax. 03-5427-1620
pj.ca.oiek.c-tra@yranuc
主催・共催など
主催:慶應義塾大学アート・センター
助成:令和4年度文化庁 Innovate MUSEUM事業
増上寺とは
増上寺は、浄土宗の七大本山の一つです。明徳4年(1393)に、酉誉聖聰上人によって、現在の千代田区平河町付近の地に創建されました。徳川家の菩提寺(先祖代々のお墓がある寺)となり、慶長3年(1598)現在の芝の地へ移転し、徳川幕府の手厚い保護のもと、繁栄しました。境内には、徳川将軍家の墓所や、江戸時代初期の面影を残す三解脱門があります。さらに、徳川家ゆかりの文化財や狩野一信筆の五百羅漢図などを所有しており、それらの一部を宝物展示室で公開しています。