慶應義塾大学アート・センター Keio University Art Center

Collections research

アート・センターでは研究活動の一環として、慶應義塾が所有する美術品や建築物の調査およびそれらの保存修復に関する助言や指導を行ってきた。博物館相当施設認定を受けて、この点に関しても更に充実した活動を目指している。所蔵美術品のメンテナンスに関しては、平成14年4月に発足した「慶應義塾美術品管理運用委員会」で、所蔵美術品のメンテナンスを中心に対処してきたが、アート・センターにおいて、その基礎となる作品に関するデータ整備も進めてきた。現在、作品に関するデータの整備および学内での情報共有化を目指してデータ・ベース構築に取り組んでいる。所蔵美術品のメンテナンスに関しては、例年通り委員会において修復・保存処置の必要な美術品の選定が行われ、選定された美術品はアート・センターを通じて専門家に作業を依頼するプロセスがとられた。

2009
01 Nov猪熊弦一郎《デモクラシー》の修復
04 Mar峰孝《牧童》の着色補整・保存処置
22 Feb朝倉文夫《平和来》洗浄保存処置
22 Feb朝倉文夫《小山内薫胸像》洗浄保存処置
22 Feb柴田佳石《福澤諭吉胸像》洗浄保存処置
22 Feb菊池一雄《青年》洗浄保存処置
13 Jan大熊氏廣《福澤諭吉像》の修復
2008
29 Oct山名常人《福澤諭吉胸像》の着色調整・保存処置
29 Oct朝倉文夫《藤山雷太胸像》の着色補整・保存処置
20 Oct《松永安左ェ門胸像》の着色補整・保存処置・作品固定
31 Aug長谷川栄作《引接》の保存処置
13 Apr菊池一雄《青年》の設置
2007
11 Sep朝倉文夫《平和来》洗浄保存処置
11 Sep朝倉文夫《小山内薫胸像》洗浄保存処置
11 Sep柴田佳石《福澤諭吉胸像》洗浄保存処置
01 Jun旧ノグチ・ルーム(萬來舎)の保存修復処置
13 Mar北村四海《手古奈》の修復
2006
28 Feb吉田三郎《平沼亮三胸像》の洗浄保存処置・移設
2005
31 Mar河野通勢 《箱根芦ノ湖風景》の修復
1999
15 Sep須田寿《家鴨》の修復