Booklet 05 ヨーゼフ・ボイス——ハイパーテクストとしての芸術
ボイス没後10周年を記念してアート・センターが開催したイヴェントの中心は、各方面からの発言を集めて注目された大型シンポジウムだったが、本編はその参加者たちが書き下ろした論文集成。ドイツ人2人の寄稿を含む論文7編に、「ボイス研究文献・年譜」を収める。
B5変型 152頁 700円(税込)送料210円 1999.12.31発行
目次
- はじめに(前田富士男)
- 今日、ボイスとともになしうること——疑問・矛盾・葛藤(ギュンター・ミーナス)
- シラー美学とボイスの思想——美的国家の構築をめぐって(平山敬二)
- ヨーゼフ・ボイス研究<パラッツォ・レガーレ>(山本和弘)
- ボイスとジョイス(ラルフ・シュネル)
- 「死」の教室から「生」の教室へ——ボイスとシュタイナーの余白に(熊倉敬聡)
- さらば、乾いた糞(渾沌坊太定)
- 再神話化そして間隔——ヨーゼフ・ボイス〈君の傷を見せよ〉(前田富士男)
- ボイス研究文献・年譜(三本松倫代・編)