Booklet 04 脱芸術/脱資本主義——半プロダクション礼賛
「脱芸術/脱資本主義」とは、「資本主義」や「芸術」という現実を認めつつも、その傍らであえて「中途半端」なものを生活の中に積極的に押し出そうという試み。2年弱にわたる研究会・ワークショップの成果報告書である。のべ10名の論文やコメントを収録する。
B5変型 100頁 700円(税込)送料210円 1999.3.31発行
目次
- 序(熊倉敬聡)
- 研究会・ワークショップの記録
- 道具のなかの道具・武器のなかの武器——MONEY & MAN(足立典子)
- 高度大衆消費社会と音楽批評——古典的美学と脱芸術のはざまで(池田幸弘)
- アートと社会——ケース・スタディ:スタジオ食堂(沼田美樹)
- スタジオ食堂と〈脱芸術/脱資本主義〉——沼田論文へのコメントとして(伊藤裕夫)
- 沼田美樹論文によせて(池田幸弘)
- 脱資本主義的生活と「民衆の平和」(西村淳)
- 脱資本主義的生活とは(石橋源士)
- 来るべき〈幸福学〉へのノート——頑張らなくてもいい社会に向けて(熊倉敬聡)
- 編集後記(池田幸弘)