慶應義塾と戦争I 慶應義塾の昭和十八年
慶應義塾にも戦争の時代がありました。
明治時代から昭和戦前に至るまで、大学に在学中の学生は、兵役の義務を猶予される特権を与えられていました。しかし戦争の拡大に伴い、昭和16(1941)年より国は大学の年限を短縮して卒業を早め、次いで昭和18(1943)年には猶予の制度を停止し、20歳以上の学生は学業半ばで陸海軍へと入隊していきました。いわゆる「学徒出陣」です。本展覧会は、今からちょうど70年前に当たるこの戦争の時代の義塾を見つめ直す、三回シリーズの展示の第一回として、日米開戦より学徒出陣までを、慶應義塾内の諸記録や、新たに発見・収集された資料などを用いながら、たどっていきます。
日時と場所
第一会場
慶應義塾図書館展示室「慶應義塾の昭和十八年」
2013年12月2日(月)~12月26日(木)
9時〜18時20分(土曜は16時50分まで) 入場無料 ※ 休館日:日・祝日
第二会場
慶應義塾大学アート・スペース「『塾生出陣』の日」
2013年11月25日(月)~12月18日(水)
10時〜17時 入場無料 ※ 休館日:土・日・祝日
最寄駅:JR山手線・京浜東北線田町駅、地下鉄三田線三田駅、大江戸線赤羽橋(アクセス・マップ)
主催
慶應義塾福沢研究センター、慶應義塾大学アート・センター、慶應義塾図書館
お問い合わせ
慶應義塾福沢研究センター 「慶應義塾と戦争」アーカイブ・プロジェクト
fax. 03-5427-1605 http://project.fmc.keio.ac.jp fmc@info.keio.ac.jp