同時代の眼 III
日は昇り、日は沈む——ブルース・マクレーン, 1985 – 90
現代美術の作品には同時代を生きるアーティストたちが、今をどう生き、世界をどう捉えているか、ということが現れています。この「同時代の眼」シリーズでは現代作家が提示する世界観や表現を展示、紹介します。
第3回展でご紹介するのは、スコットランド出身の彫刻家ブルース・マクレーン Bruce McLean(1944–)です。彫刻家と呼びましたが、彼の作品は彫刻を出発点としながら、パフォーマンスや絵画、建築的な仕事など、実に多岐にわたっています。しかしながら、その根底には作家としての彼の一貫した「姿勢」があり、彫刻家としての身体的な感覚が常に息づいています。 流れの傍らに立ち続けるアーティスト——ブルース・マクレーン。
過去の世代がしたことを単に新しく並べ変え、自由な連想に利用するだけなら私は現代のアーツの流れから降りたアーティストでありたい。
——Bruce McLean, from the catalogue of the Documenta 7, 1982
日時
2013年4月22日(月)〜6月28日(金) 11:00〜17:00
入場無料
※ 延長開館:毎週金曜19:00まで
※ 休館日:土・日・祝日、4月29日〜5月6日
場所
慶應義塾大学アート・スペース
〒108-8345 東京都港区三田2-15-45 慶應義塾大学南別館1F
Tel. 03-5427-1621 Fax. 03-5427-1620
最寄駅:JR山手線・京浜東北線田町駅、地下鉄三田線三田駅、大江戸線赤羽橋
「同時代の眼III 日は昇り、日は沈む‒‒ブルース・マクレーン, 1985-90」 関連催事
ゲスト・ギャラリー・トーク ゲスト:大谷芳久(かんらん舎)、聞き手:渡部葉子
2013年6月21日(金) 18:30- 慶應義塾大学アート・スペースにて
ブルース・マクレーンを日本に紹介し、その個展を何度も開催してきた画廊かんらん舎の大谷芳久氏を迎え、ブルース・マクレーンの作品や制作、作家その人について、一緒に仕事をした人ならではのエピソードを含め、展示室でトークをして頂きます。
身近に作家を知る方ならではのトークを是非、お楽しみ下さい。
当日は展示していないアーティスト・ブックの特別公開も行います。
※ 事前予約の必要はありませんので、直接会場にお越しください。
主催など
主催:慶應義塾大学アート・センター
協力:かんらん舎
お問い合わせ
慶應義塾大学アート・センター
108-8345 東京都港区三田2-15-45
TEL. 03-5427-1621 FAX. 03-5427-1620