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同時代の眼 II 此処から —ブラウンとビュレン
Contemporary Eyes II: from here

展示期間延長のお知らせ
「此処から――ブラウンとビュレン」展の会期は7月27日(金)までですが、8月3日(金)まで作品を残し、希望者に展示をお見せすることになりました。通常の開館とは異なり、依頼によっての観覧となります。事前にアート・センターにご連絡いただくか、オフィス・アワー(10:00-18:00, 月曜〜金曜)であれば、当日、2階のアート・センター事務室までお声がけください。

Another week to see !
We will extend the exhibition, "from here: stanley brouwn & Daniel Buren." to August 3.
You can see the exhibition on request. Please visit our office on 2nd floor to request or let us know in advance by e-mail or phone.
Our office opens from 10:00 to 18:00 on weekdays

現代美術の作品には同時代を生きるアーティストたちが、今をどう生き、世界をどう捉えているか、ということが現れています。「同時代の眼」シリーズでは現代作家が提示する世界観や表現を紹介します。

第2回展では、スタンリー・ブラウン(b. 1935) とダニエル・ビュレン(b. 1938)の作品を展示します。今回の案内状には、残念ながら作品写真を掲載できません。それはこの二人の作品の在り方と深く関わっています。

ブラウンは作品を写真で図版化することを許しません。「単位」と「距離」について考察し、問い直すブラウンの基本には実測があり、図版化されてリアルでなくなってしまった「長さ」を許可する訳にはいかないのです。ブラウンが1メートルや1フィートなど、日常的な測定「単位」と「距離」について考察し、問い直す姿勢は、我々に日常的な事象に対する再考と再 発見をもたらします。一方、ビュレンは8.7 センチメートルのストライプというツールを用いて、様々な社会的な仕組みや構造をあらわにします。ビュレンが自分の作品を総じて「場における作品」と呼ぶように「現場」にいることが重要なのです。ビュレンはこう言います̶̶「私の作品についての可能な唯一の情報はそれを実際に見ることである。」

写真には出来ない作品、写真にすることを許されない作品—展覧会場でそれを目撃してください。作品は観者と出会うところに現出するのですから。

全ては、此処から—

日時

2012年6月25日[月]〜7月27日[金][土・日・祝 休館] 

10:00〜17:00  入場無料

場所

慶應義塾大学アート・スペース

〒108-8345 東京都港区三田3-2-5 慶應義塾大学南別館1F [JR田町駅、地下鉄三田駅より徒歩約8分] アクセス・マップ

主催

慶應義塾大学アート・スペース、慶應義塾大学アート・センター

お問い合わせ

慶應義塾大学アート・センター

108-8345 東京都港区三田2-15-45

TEL. 03-5427-1621 FAX. 03-5427-1620

ac-tenji@adst.keio.ac.jp