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トップページ催しもの第3回公開講座「再発見! 港区にある豊かな芸術資源」

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「再発見! 港区にある豊かな芸術資源」

港区+慶應義塾大学アート・センター
アート・マネジメント講座2010 第3回公開講座

2006年度よりアート・センターは港区と協働して、アートを身近なものにするため、作品の「創り手」と、それを鑑賞する「受け手」とをつなぐ、「アート・マネジメント」を担う人材を育成する講座を開催しています。

本講座は、各回テーマを定め、文化芸術とそれをとりまく環境を、より多くの人に理解していただくことをめざして開催する公開講座の第3回です。

歴史のある港区には、江戸時代初期から現代に至るまでの、豊かな芸術、芸能に関した資源が眠っています。しばしば時代を先導した画期的な活動もすくなくありません。それらを区民らみずからの手で掘り起こし、発表してきた例や、現在すすめているプロジェクトを、映像をふくめ報告、今後の取り組みかた、実現にむけてのヒントや資金助成について紹介するとともに、その意味、意義を解説します。また地域と大学、芸術家の協働がもたらした成果についても紹介します。

日時

2011年1月22日(土)
13:30-15:30(13:00開場)

会場

慶應義塾大学三田キャンパス 北館ホール
(港区三田2-15-45 JR田町駅・都営地下鉄三田駅から徒歩8分:アクセス・マップ

対象

港区内に在住・在勤・在学の方
(定員200名)
ただし、慶應義塾の学生・生徒・教職員は、三田キャンパス以外でも可。

参加方法

事前申込み不要・参加無料  当日、会場へ直接お越しください。

内容

講演「大学と地域の連携」
講師:片山泰輔(静岡文化芸術大学准教授)
講演「地域とつくるコンサート」
講師:高瀬真由子(ヴァイオリニスト)
事例報告「赤坂 草月アートセンターの時代(1958-71 年)」
上崎千(慶應義塾大学アート・センター訪問所員/アーカイヴ担当)
1960 年代におけるジャンル横断的な表現のための実験場・発信基地として知られる草月アートセンターは、落成直後の旧草月会館で発足された組織であり、残された資料体はこの組織の「アート・センター」としての先駆性を物語っています。戦後日本の芸術研究を新たに動機付けるこの豊かな資源=鉱脈から、今回は特に「短命な印刷物(printed ephemera)」と呼ばれる資料群に焦点を絞り、事例報告を行います。
事例報告「麻布飯倉 南葵楽堂の記憶」
篠田大基(慶應義塾大学DMC統合研究センター リサーチ・アシスタント)
今の麻布小学校や麻布幼稚園がある場所には、大正時代には、紀州徳川家第16 代当主の徳川頼貞が建てた「南葵楽堂」と呼ばれる建物がありました。日本で初めて、パイプオルガンと音楽専門図書館とを備えた、本格的な音楽ホールです。慶應義塾大学DMC 統合研究センターで行っている、南葵楽堂旧蔵の貴重な音楽資料(楽譜や音楽理論書など)のデジタル化と、それを使ったコンサートなどの取り組みについて報告します。
事例報告「古川探訪――身近な地域の芸術資源をめぐって」
橋本まゆ(慶應義塾大学アート・センター訪問所員)
「アート・マネジメント講座2010」(港区主催、慶應義塾大学アート・センター共催)のリサーチ・ワークショップ(アーカイヴ系A グループ)では、「芸術表現と生活」をテーマに、一之橋から四之橋までの古川周辺地域を対象としてフィールド・ワークを実施しました。フィールド・ワークの活動報告を行うとともに、この地域の芸術資源をめぐる今後の活動について検討します。
司会:美山良夫(慶應義塾大学文学部教授/アート・センター所長)

主催

港区 http://www.city.minato.tokyo.jp/

共催

慶應義塾大学アート・センター

問い合わせ

港区地域振興課文化協働推進係
〒105-8511 東京都港区芝公園1-5-25 Tel: 03-3578-2111 内線2343
慶應義塾大学アート・センター
〒108-8345 東京都港区三田2-15-45 Tel: 03-5427-1621
(一時保育を希望の方は、電話で1月17日(水)までに地域振興課へお申込みください。)
※プログラムは予告なく変更される場合がございます。