「病める舞姫」を秋田弁で朗読する–米山九日生少年に捧ぐ
東京文化発信プロジェクト 学生とアーティストによるアート交流プログラム
土方巽の誕生日に『病める舞姫』を秋田弁で朗読する。
『病める舞姫』という魅力的なタイトルをもつ著作は、舞踏の創始者、土方巽の作品です。この『病める舞姫』を秋田弁で語るという無謀な試みに、学生とプロの俳優で挑戦します。
少年土方が体験した故郷秋田の風土と生活が細密画のように描かれたリアルにしてファンタジックな世界。「私のからだ」が記憶し、そして少年土方のからだの行方を独特の文体と表現で綴った作品です。
東北は語り=騙りの世界です。騙ることにかけては人後におちなかった土方の口述筆記で生まれた『病める舞姫』を秋田弁で語ることで、東北の風土と土方の内面世界に近づくことができるのでは、と企画しました。
3月9日は土方巽の誕生日です。秋田弁で土方巽を偲んでみませんか。
日時
2010年3月9日(火) 19:00 開演[開場18:30] 入場無料 (要予約)※ 予約は電話、メールで受け付けます。下記問い合わせ先まで、お名前と人数をご記入の上お申し込みください。
会場
(JR中央線・総武線阿佐ヶ谷駅北口徒歩2分/東京都杉並区阿佐ヶ谷北2–12–21ラピュタビル 03–5327–7640)
予約・問い合わせ
慶應義塾大学アート・センター[森下、真下、本間]
TEL:03–5427–1621 FAX:03–5427–620
出演
梅本 朱理、大谷 理奈、窪村 永里子、近藤 綾美、宮澤 由佳、山野井 優、吉田 峻、若山 晶子
カティア・チントンツェ、岡田 桂子、森下 隆
柴田 義之(劇団1980)、上野 裕子(劇団1980)
山谷 初男(特別出演)
構成
藤田 傳
照明
中山 功
音響
斉藤 美佐男
舞台監督
翁長 諭
協力
劇団1980、秋田県東京事務所、NPO法人舞踏創造資源、慶應義塾大学デジタルメディア・コンテンツ統合研究機構、西川 小百合、鈴木 テル、鈴木 一男、亀村 佳宏、本間 友
主催
東京都、東京文化発信プロジェクト室(財団法人東京都歴史文化財団)、慶應義塾大学
企画
森下 隆(土方巽アーカイヴ)
運営
慶應義塾大学アート・センター(渡部 葉子、真下 裕子)