アート・センター主催イベント 瀧口修造アーカイヴ 土方巽アーカイヴ ノグチ・ルームアーカイヴ 油井正一アーカイヴ

contents

トップページ催しものユーザーの領分──版画・写真・マルティプル作品の過去/現在

催しもの

サブメニュー

慶應義塾のコレクション/慶應義塾創立150年記念
ユーザーの領分──版画・写真・マルティプル作品の過去/現在

展覧会

黄、赤、緑、青のコンポジション デイシス トクサ かぼちゃ
左より:ソニア・ドローネー《無題》、マルカントニオ・ライモンディ《聖パウロと聖カタリナのいるデイシス》、カール・ブロスフェルト《トクサ》、草間彌生《かぼちゃ(RSQ)》


 慶應義塾は2008年に創立150年を迎えました。これを記念してアート・センターでは版画を主とする慶應義塾所蔵作品展を開催いたします。
 
 現代はつねに芸術作品を、アーティストの制作(ポイエーシス)と鑑賞者の眼差しから受けとめます。むろん情報社会ゆえ、消費対象としてインターネット・オークション市場にも登場させます。
 けれども作品は、別の領分も生きざるをえません──とりわけ、版画や写真、マルティプル(複数制作品)といった小作品は、です。作品所有者・ユーザーは、小作品であればこそ、こともなげに作品を使用・利用・転用します。ここは、ユーザーが主役を演じる領分なのです。
 本展は、「ユーザー=教育者」のケース・スタディ。この奇妙な主役はいったい、小作品の発散する祈りや呪詛、諷刺、抗議、欲望、不安をとらえうるのでしょうか。

会期

2008年12月3日(水)—13日(土)[7日(日)休]

時間

12:00-18:00 入場無料

会場

慶應義塾大学三田キャンパス・東館展示スペース
(港区三田2-15-45 JR田町駅・都営地下鉄三田駅から徒歩8分)

主催

慶應義塾大学アート・センター 150_logo

お問い合わせ

慶應義塾大学アート・センター
tel:03-5427-1621
e-mail:art-c-multiples2008@adst.keio.ac.jp