デジタル・アート・アーカイヴへの展開——資料記述をめぐって
公開シンポジウム
慶應義塾大学アート・センターでは、1996年にADR(Art Documentation and Registration)研究会を設置し、以来、サウンドスケープやアート作品の資料化の問題等を中心に研究活動を続けてきました。その研究成果は、アート・センターの刊行する「ブックレット」の第6・7号等に発表されています。
今年度ADR研究会はおもに、デジタル・アート・アーカイヴをテーマに美術館、文書館、図書館等での諸問題を横断的に研究しています。これらの活動を踏まえ下記の要領により、オープン・フォーラムを開催いたします。ご関心をお持ちの方々の積極的なご参加をお待ちしています。
2003年12月20日
於:三田キャンパス 北館ホール
講師
- 八重樫純樹(静岡大学情報学部教授)
- 田窪直規(近畿大学短期大学部教授)
- 鯨井秀伸(愛知県美術館主任学芸員)
- 松下 鈞(元国立音楽大学附属図書館主任司書)
司会:高山正也(慶應義塾大学文学部教授)
主催:慶應義塾大学アート・センター/ADR研究会
協力:アート・ドキュメンテーション研究会
プログラム/講師
13:30 「横断的アーカイヴ論への考察」
八重樫純樹(静岡大学情報学部教授)
14:15 「図書館、文書館、博物館、電子メディアの 世界の記述標準類について」
田窪 直規(近畿大学短期大学部教授)
休憩 * 15分
15:15 「情報多様性と文化資料のメタデータ」
鯨井 秀伸(愛知県美術館主任学芸員)
16:00 「音楽ドキュメンテーションの現状と課題」
松下 鈞(元国立音楽大学附属図書館主任司書)