クリエイティブ産業研究:講義記録 [2007]
11月29日 クリエイティブ産業と今後の課題 III
砂川浩慶(立教大学 社会学部 准教授)
11月15日 クリエイティブ産業と今後の課題 II
久保雅一((株)小学館 キャラクター事業センター センター長)
11月8日 クリエイティブ産業と今後の課題 I
新坂純一((社)日本映画製作者連盟 事務局長)
11月1日 音楽ビジネスの構図 V(海外ライセンスビジネス)
塩田眞弘(ユニバーサルミュージック(株)監査役)
10月25日 音楽ビジネスの構図 IV(音楽の流通・配信)
天沼澄夫(キングレコード(株)顧問)
10月18日 音楽ビジネスの構図 III(アーチスト発掘・宣伝まで)
吉田敬((株)ワーナーミュージック・ジャパン 代表取締役社長)
10月11日 音楽ビジネスの構図 II(アーチスト契約)
高嶋裕彦((株)ソニー・ミュージックエンタテインメント 契約グループ 本部長)
10月4日 音楽ビジネスの構図 I(出版・プロダクション)
秀間 修一((株)シンコーミュージック・エンタテイメント 顧問)
9月27日 日本の音楽産業・特質と課題
佐藤修((社)日本レコード協会 顧問・前会長)
7月12日 公開講演会 アーティストの立場から
川井郁子(ヴァイオリニスト/作曲家)
7月5日 著作権入門 II
甲野正道(文部科学省 文化庁長官官房 著作権課 課長 )
6月28日 音楽産業国際市場研究I(アジア編) ヒット曲の創出と可能性
反畑 誠一(音楽評論家・立命館大学客員教授)
6月21日 クリエイティブ産業と音楽文化(時代背景とヒット曲)
小池恒(オリコン・グループ CEO 代表取締役社長)
6月14日 日本の伝統音楽
藤本草((財)日本伝統文化振興財団 理事長)
6月7日 クリエイティブ産業と公共性(クリエイティブコモンズ)
金正勲(慶應義塾大学デジタルメディア・コンテンツ統合研究機構准教授)
5月24日 著作権入門 I
甲野正道(文部科学省 文化庁長官官房 著作権課 課長 )
5月17日 公開シンポジウム 日本の知的財産戦略
金正勲(慶應義塾大学デジタルメディア・コンテンツ統合研究機構准教授)
創造性=クリエイティビティという言葉は、日常生活の中でも幅広く用いられているものの、明確な定義をすることは難しい。創造性の持つ多様な側面とその可能性を理解することを目的として、創造性の概念整理、創造性を価値につなげていくための方法論、クリエイティブ・エコノミーにおける企業や個人のあり方についての講義が行われた。
塚越隆行(ウォルト・ディズニー・ジャパン(株)、ブエナビスタホームエンターテイメント日本代表)
アメリカのクリエイティブ産業、特にハリウッドを中心とした映画産業は、世界最大の規模と文化的影響力を誇る。映画ビジネスは「プロダクションとディストリビューション」「プラットフォーム」「ウィンドウとプライス」「マーケティング」の4つの要素から構成され、それぞれの分野において作品の価値を最大化するための創意工夫がなされている。日本のクリエイティブ産業が国際的競争力を発揮するためには、アメリカの方法を学びつつ、独自の強みを生かした戦略を構築する必要がある。
慶應義塾大学アート・センター 美山良夫
今後のゲスト講師による講義の前提となる知識整理を目的とし、前回に引き続き本講座のコーディネーターを務める美山良夫教授から、コンテンツ・ビジネスの基盤となる著作権制度が福沢諭吉によって日本に紹介されてからの歴史的経緯、著作権に対する世界的な立場の相違、そして現状のコンテンツ分野が抱える問題点などについての講義が行われた。
慶應義塾大学アート・センター 美山良夫
(社)日本レコード協会の寄付により、慶應義塾大学アート・センター設置講座「クリエイティブ産業研究」が開講されることとなった。第1回は、講座全体のコーディネーターを担当する慶應義塾大学文学部教授/アート・センター副所長の美山良夫より、講座の目的と概要が紹介された。冒頭、アート・センターを代表し、美山から(社)日本レコード協会に対しての謝辞がのべられた。
講義記録担当:生貝直人