ARTEFACT Untitled
- Published: 2022-03-21
B5, 98 pages
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ARTEFACTは、「都市のカルチュラル・ナラティヴ」のプロジェクト・マガジンで、プロジェクトの活動レポートに加えて、毎年特集を設定して、地域の文化を考える誌面を作ってきました。1号は「都市のカルチュラル・ナラティヴ/増上寺」(2018)、2号は「インターンシップ」(2019)、3号は「海/都市の気配」(2020)といったように。しかし、今号には特集を設定していません。
この無題のARTEFACTには、都市のカルチュラル・ナラティヴの、2020年と2021年の活動を元にした記事が収められています。つまり、新型コロナウイルス感染症によるパンデミックが起こった年と、それに続く1年の活動です。
他の多くのプロジェクトと同様、「都市のカルチュラル・ナラティヴ」の活動も大きな困難に直面しました。この2年間、さまざまな要素が不確実な状況の中で、その時にできることを行ってきた結果、これまでに比べて、プロジェクトの活動の軸が曖昧になり、断片的になったように感じています。
しかし、断片化していようとも、文化をめぐる活動は続きます。地域の文化資源を対象にした活動は、順風のときも逆風のときも、その時々の状況に合わせて形を考えながら、ともかく続けてゆくことが大切なのだと思います。そうであれば、この2年間の活動を——断片化していようとも——アーカイヴすることにも意味があるのではないでしょうか。だから今号のARTEFACTでは、特集という形で仮想的な軸を設定するのではなく、活動の一片をそのままに収めることを試みました。
パンデミック下に、一つの地域文化プロジェクトが、迷いながらも活動した記録としてお読みいただければ幸いです。
ARTEFACT[無題]:本文92ページ、日本語・英語
ARTEFACT[無題]SUPPLEMENT:誌面の都合上本誌に収載出来なかった記事を、ウェブ版ARTEFACTとしてまとめました。
[編集]「都市のカルチュラル・ナラティヴ」プロジェクト
[アートディレクション/デザイン]太田知也(Rhetorica)
[発行]慶應義塾大学アート・センター
本誌は令和2年度港区文化プログラム連携事業「都市のカルチュラル・ナラティヴ:地域文化資源リレーションシップ——地域文化資源をつなぐ講座」の一環として制作されました。
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- 大学の建築プロジェクト 記録集[2011] 震災復興と学校建築
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- ART ARCHIVES: POLYHEDIA Its Present and Future
- HIJIKATA TATSUMI'S NOTATIONAL BUTOH: Sign and Method for Creation
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- Performance Studies international Fluid States 2015 Tohoku, Japan: Select conference proceedings
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