慶應義塾大学アート・センター Keio University Art Center

ARTLET 61

 

後小路雅弘/加治屋健司/橋本まゆ

美術館と違い、大学や学校にある美術品は不安定な状況に置かれています。それは日常の学びの空間の中に座し、時には見失われ、その価値が忘れられてしまうこともあります。しかし、それはその場がもつ豊かな物語を担い、新たな学びを開く契機ともなる存在なのです。──学び舎に住まう美術品の困難と魅力、そして可能性について現場を知る三氏にそれぞれの体験から綴っていただきました。


FEATURE ARTICLES 美術品が学び舎に住まうとき

  • 「大学とアート」をめぐる九州大学での活動を省みる
    後小路 雅弘
     
  • 東京大学の美術品を見直す ─ 絵画廃棄事件後日譚
    加治屋 健司
     
  • 慶應義塾の美術コレクションと教育活動 ─ 美術品管理運用委員会の取り組みを活かして
    橋本 まゆ

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  • 活動報告