Introduction to Archives XI: TAKEMIYA INVITATIONS
神田小川町にあった竹見屋洋画材店は、戦後に再開するにあたって新しいかたちの店を開きたいと考えて、店の大部分を画廊として提供することになります。こうして誕生したタケミヤ画廊では、阿部展也等の発案で、展示する作家の選考を瀧口修造に託しました。今回のアーカイヴ資料展では、このタケミヤ画廊の案内状に焦点をあて、それを総覧することを目的とした展示を行います。1951年の開廊から1957年の閉廊までに開催された200余りの展覧会を見渡そうとする作業は、その活動期——1950年代を見つめる作業に他なりません。
また、案内状というアイテムに集中して総覧しようとする態度は、我々がアート・センターで実践しているアーカイヴ活動の姿勢を示すものでもあります。コレクション集積とは違うアーカイヴ的な知の在り方としての取り組みを展示を通してご覧いただければ幸いです。
Date
3 - 28 March 2014
Venue
Keio University Art Space
Audience
For everyone
Enquiries and bookings
Keio University Art Center
pj.ca.oiek.tsda@ijnet-ca
Exhibition[Introduction to Archives]
Date
2014年3月3日(月)〜28日(金)11:00〜18:00
Venue
慶應義塾大学アート・スペース
108-8345 東京都港区三田2-15-45 慶應義塾大学南別館 1F
最寄り駅:JR山手線・京浜東北線 田町駅、地下鉄三田線 三田駅、大江戸線 赤羽橋駅
Audience
For everyone
Enquiries and bookings
Keio University Art Center
pj.ca.oiek.tsda@ijnet-ca
Organiser(s)
Keio University Art Center
What's on
- SHOW-CASE PROJECT Extra-1 Motohiro Tomii: The Presence of Objects and Matters
- Introduction to Art Archive XXVII: Correspondence-Poetry or Letters and Affects—Shuzo Takiguchi and Shusaku Arakawa/Madeline Gins
- Correspondences and Hyōryūshi [Drifting-poetry]
- ラーニング・ワークショップ「放送博物館」で考えるーアナログ技術のこれまで・これから
- Ambarvalia XIV Junzaburo and the Fukuiku: A Fresh Look at Modernism and Its Impact
- The 39th Anniversary of Hijikata Tatsumi’s Death: Talking together about Hijikata Tatsumi