The 26th anniversary of Hijikata Tatsumi's death / Talking together about Hijikata Tatsumi
昨年「没後25 年 土方巽を語ること」を催しました。土方巽の命日のささやかな催しでしたが、まずまずの人たちが参加してくれました。命日とはいえ追悼の催しではなく、舞踏をめぐるアジェンダをセッティングして話し、語り合い、討議する時間に、土方巽へのオマージュとなる映像や朗読も加わりました。
今年も舞踏をめぐるさまざまなテーマや話題を提供し、討議し、意見を交わします。
今年はまた「土方巽研究会」を入れ子にしています。研究会では、笠井叡さんをゲストに招いて「舞踏の国際化——その現状と未来」をテーマにお話いただき、参加者とともに語り合いたいと考えています。
舞踏の国際化は積年のテーマです。国際化とともに、舞踏が舞踏でなくなるのか、ますます舞踏であろうとしているのか。笠井さんは、日本をベースにしつつ、もっとも海外で活動しているダンサーです。舞踏の国際化の実際をご自身の活動と重ねてお話いただくとともに、その現状に応じて舞踏/ Butoh の見直しをめぐって討議します。
昨年は、土方巽アーカイヴでも、万博映画「誕生」を復元し(万博上映時のポジフィルムをついに発見!)、フォーサイスのメソッドとともに土方メソッドを紹介するシンポジウムを開催しました。さらに、フランスでの「土方巽展」の巡回や、ハンガリーやマレーシアといった海外での舞踏フェスティバルへの参加がありました。
それらの報告とともに、「誕生」(5 ディメンション)の復元フィルムの東京初上映を行います。
Date
2012年1月21日(土)午後5時〜9時
Venue
三田キャンパス 東館5階交流センター
Audience
Enquiries and bookings
Discussion[Talking together about Hijikata Tatsumi]
Date
2012年1月21日(土)午後5時〜9時
Venue
慶應義塾大学三田キャンパス 東館5階交流センター
最寄駅:JR 山手線・京浜東北線田町駅、地下鉄三田線三田駅、大江戸線赤羽駅
Audience
Timetable
17:00-18:00 第一部
- ディスカッション
- 映像と解説「舞踏譜の舞踏:3D映像記録の試み」
- 18:00-19:00 土方巽研究会I「舞踏の国際化——現状と未来」
ゲスト:笠井叡(基調報告) モデレート:森下隆、小菅隼人
19:00-19:20 休憩
19:20-21:00 第二部
- 映像上映「《誕生》〜万博映画の土方巽」
- ディスカッション
同日開催:土方巽研究会I「舞踏の国際化——現状と未来」
2012年1月21日(土)午後6時~7時
ゲスト:笠井叡(基調報告) モデレート:森下隆、小菅隼人
主催:小菅隼人科研費チーム[基盤研究(C)]
Enquiries and bookings
Organiser(s)
主催:慶應義塾大学アート・センター、ポートフォリオBUTOH
企画:慶應義塾大学アート・センター 土方巽アーカイヴ
協力:NPO 法人舞踏創造資源、亀村文彦
What's on
- SHOW-CASE PROJECT Extra-1 Motohiro Tomii: The Presence of Objects and Matters
- Introduction to Art Archive XXVII: Correspondence-Poetry or Letters and Affects—Shuzo Takiguchi and Shusaku Arakawa/Madeline Gins
- Correspondences and Hyōryūshi [Drifting-poetry]
- ラーニング・ワークショップ「放送博物館」で考えるーアナログ技術のこれまで・これから
- Ambarvalia XIV Junzaburo and the Fukuiku: A Fresh Look at Modernism and Its Impact
- The 39th Anniversary of Hijikata Tatsumi’s Death: Talking together about Hijikata Tatsumi