土方巽 舞踏 大解剖 VI HIJIKATA '68-'70-'72
1970年をはさんで、1968年と1972年は土方巽の舞踏にとって、きわめて重要な年である。1968年の舞踏公演〈土方巽と日本人〉はそれまでの舞踏を総括するBUTOHであり、1972年の舞踏公演〈四季のための二十七晩〉はその後の創造行為を方向づけるBUTOHであった。
舞踏大解剖VIでは、土方巽の舞踏史のメルクマールとなった2公演の記録映像「肉体の叛乱」と「疱瘡譚」を上演する。
そして、そのはざまの1970年、大阪万博でのみどり館、アストロラマで上映された「誕生」から土方巽の出演シーンを特別上映する。
1970年以来一度も公開されず、幻の映像となっていた映画「誕生」。調査プロジェクト「Project Rebirth」の活動によって再発見された70mm上映フィルムから、ついに北海道ロケにおける土方巽の貴重な映像が甦る。
Date
2011年8月6日(土) 14:30〜18:30(14:00開場)
Venue
大阪大学中之島センター 7F 講義室3
京阪中之島線 中之島駅 徒歩5分
〒530-0005 大阪市北区中之島4-3-53 06-6444-2100
Audience
Lecturer/Performer
トーク:森下隆(慶應義塾大学アート・センター 土方巽アーカイヴ)|小菅隼人(慶應義塾大学 理工学部 外国語総合教育教室)、上映:「肉体の叛乱」(1968年、撮影:中村宏)、「疱瘡譚」(1972年、監督・撮影:大内田圭弥)、特別上映:「万博映画の土方巽」(1970年日本万国博覧会 みどり館アストロラマ 上映作品 「誕生」より)
協力:NPO法人舞踏創造資源|株式会社五藤光学研究所|株式会社IMAGICA、特別協力:株式会社みどり会、助成:独立行政法人日本万国博覧会記念機構、企画:Project Rebirth
Timetable
映像上映:舞台の土方巽
「肉体の叛乱」(1968年、撮影:中村宏)、「疱瘡譚」(1972年、監督・撮影:大内田圭弥)
トーク&上映:万博映画の土方巽
森下隆(慶應義塾大学アート・センター 土方巽アーカイヴ)、小菅隼人(慶應義塾大学 理工学部 外国語総合教育教室)
特別上映:「万博映画の土方巽」(1970年日本万国博覧会 みどり館アストロラマ 上映作品 「誕生」より)
Enquiries and bookings
慶應義塾大学アート・センター Project Rebirth(本間、森下)
03-5427-1621
Organiser(s)
主催:慶應義塾大学アート・センター、ポートフォリオBUTOH(慶應義塾大学 DMC研究センター プロジェクト)、大阪大学大学院 文学研究科 演劇学研究室
企画:Project Rebirth
協力:NPO法人舞踏創造資源、株式会社五藤光学研究所、株式会社IMAGICA
特別協力:株式会社みどり会
助成:独立行政法人 日本万国博覧会記念機構
What's on
- SHOW-CASE PROJECT Extra-1 Motohiro Tomii: The Presence of Objects and Matters
- 舞踏家・上杉満代による舞踏ワークショップ「呼吸を遊び 体と遊び 床を踏む!」
- Correspondences and Hyōryūshi [Drifting-poetry]
- インクルーシヴ・プログラム 「きょうの料理」でめぐる100年!ツアー
- Papier Plié 02: Correspondences between Shuzo Takiguchi and Shusaku Arakawa/Madeline Gins — Margin and Blank
- ラーニング・ワークショップ「放送博物館」で考えるーアナログ技術のこれまで・これから