アート・アーカイヴ資料展V「アーカイヴの現場」
「現場」とは何かが起こっている場所、あるいは起こった場所、または作業が進行している場所を指します。また、研究室や会議室など、ある意味で概念的な物事が進行する場に対して、現実的な物事が生成する場を対比的に示す言葉でもあります。
一方で、アーカイヴィングというプロセスが、資料を生成の場から引き離し、再編成する作業であるとすれば、アーカイヴにとっての「現場」とは何か、という問いは、単純な作業の場にとどまらない、別の側面を引き出します。
5回目を迎えるアート・アーカイヴ資料展では、アーカイヴの実践プロセスを伺わせる展示を通して、現場がもつ臨場感の一端を味わっていただくとともに、土方巽、瀧口修造、油井正一、ノグチ・ルームという、性質の異なる資料体のそれぞれに投げかけられた「現場」という問いによって、「アーカイヴの現場」そのものを考える機会となれば幸いです。
Date
2010年6月4日[金]〜13日[日] 12:00-18:00
Venue
三田キャンパス 東館展示スペース
Audience
Enquiries and bookings
慶應義塾大学アート・センター
TEL:03–5427–1621 FAX:03–5427–1620
pj.ca.oiek.tsda@5evihcra-xe
Exhibition[アート・アーカイヴ資料展]
Date
2010年6月4日[金]〜13日[日](6日 休)12:00-18:00
Venue
慶應義塾大学三田キャンパス 東館展示スペース 入場無料
(港区三田2-15-45 JR田町駅・都営地下鉄三田駅から徒歩8分)
Audience
Enquiries and bookings
慶應義塾大学アート・センター
TEL:03–5427–1621 FAX:03–5427–1620
pj.ca.oiek.tsda@5evihcra-xe
Organiser(s)
慶應義塾大学アート・センター
What's on
- SHOW-CASE PROJECT Extra-1 Motohiro Tomii: The Presence of Objects and Matters
- Introduction to Art Archive XXVII: Correspondence-Poetry or Letters and Affects—Shuzo Takiguchi and Shusaku Arakawa/Madeline Gins
- Correspondences and Hyōryūshi [Drifting-poetry]
- ラーニング・ワークショップ「放送博物館」で考えるーアナログ技術のこれまで・これから
- Ambarvalia XIV Junzaburo and the Fukuiku: A Fresh Look at Modernism and Its Impact
- The 39th Anniversary of Hijikata Tatsumi’s Death: Talking together about Hijikata Tatsumi