谷口吉郎とノグチ・ルーム
谷口吉郎は、第二次大戦後、戦災を受けた慶應義塾大学三田キャンパスの再興にあたり、多くの建築を手がけました。そのひとつが、イサム・ノグチとのコラボレーションで実現した「ノグチ・ルーム」(1952)です。
この優れた空間造形は2004年、三田キャンパス構内の南館建設にともない、新たなデザインをえて異なった環境に移されました。このたび、この空間を公開し、皆様にご紹介するとともに、南館建設以前の「ノグチ・ルーム」、および慶應義塾内に現存する戦前の谷口建築––幼稚舎本館と日吉寄宿舎––の写真をあわせて展示いたします。とくに、幼稚舎本館につきましては、幼稚舎の協力をえて、日々そこで学び、生活する生徒たちによって撮影・制作された写真の展示が実現しました。
私たちが何気なく身をおき、日常を過ごしている「空間」について、あらためて考えてみる機会となれば幸いです。
Date
2009年10月6日(火)~17日(土) 11:00~18:00
Venue
三田キャンパス 南館3F|ルーフ・テラス
Audience
Enquiries and bookings
Exhibition[アート・アーカイヴ資料展]
Date
2009年10月6日(火)~17日(土) 11:00~18:00 [休館日 11日(日)、12日(月・祝)]
Venue
慶應義塾大学三田キャンパス 南館3F/ルーフ・テラス[入場無料]
(港区三田2-15-45 JR田町駅・都営地下鉄三田駅から徒歩8分)
Audience
Enquiries and bookings
Organiser(s)
主催:慶應義塾大学 三田哲学会
協力:慶應義塾大学アート・センター
What's on
- SHOW-CASE PROJECT Extra-1 Motohiro Tomii: The Presence of Objects and Matters
- 舞踏家・上杉満代による舞踏ワークショップ「呼吸を遊び 体と遊び 床を踏む!」
- Correspondences and Hyōryūshi [Drifting-poetry]
- インクルーシヴ・プログラム 「きょうの料理」でめぐる100年!ツアー
- Papier Plié 02: Correspondences between Shuzo Takiguchi and Shusaku Arakawa/Madeline Gins — Margin and Blank
- ラーニング・ワークショップ「放送博物館」で考えるーアナログ技術のこれまで・これから