油井正一没後10年 アスペクト・オブ・ジャズ2007——佐藤允彦と仲間たち
わが国のジャズ評論の開拓者、油井正一(1918-1998)が没して10年となります。この評論家の仕事は、ジャズの紹介や啓蒙、普及のみならず、現代日本における文化の多様性や異端/正統への問いかけにも向かいました。ジャズ─それは、20世紀における文化的感性のひとつの座標です。この座標の鋭角さは、今日もかわりありません。
「油井正一アーカイヴ」をもつアート・センターは、油井正一没後10年にあたり、世界的に知られる多才なジャズ・ピアニスト佐藤允彦と仲間のミュージシャンを迎え、ジャズ・コンサートを開催します。ジャズの精神から音楽の可能性を豊かに追究する芸術家ならではの尖鋭なサウンドが、絶妙な協奏をえて、三田山上に響き、弾みます。爽秋の夕べ、皆さまお誘い合わせのうえご来場ください。
Date
2007年10月18日
Venue
三田キャンパス 北館ホール(定員200名)
Audience
Date
2007年10月18日(木) 18:00-20:00(17:30開場)
Venue
三田キャンパス 北館ホール(定員200名)
Audience
Cost
入場無料
Booking
事前申込み不要
Lecturer/Performer
出演:佐藤允彦(piano)|山口真文(sax)|加藤真一(bass)|村上寛(drums)
Enquiries and bookings
Organiser(s)
慶應義塾大学アート・センター
演奏作品
Jackie McLean:Cool Struttin
Charlie Parker:Confirmation
Dizzy Gillespie:A Night In Tunisia
Thelonious Monk: Round Midnight
Miles Davis:Milestone
Sonny Rollins:St.Thomas
What's on
- SHOW-CASE PROJECT Extra-1 Motohiro Tomii: The Presence of Objects and Matters
- Introduction to Art Archive XXVII: Correspondence-Poetry or Letters and Affects—Shuzo Takiguchi and Shusaku Arakawa/Madeline Gins
- Correspondences and Hyōryūshi [Drifting-poetry]
- ラーニング・ワークショップ「放送博物館」で考えるーアナログ技術のこれまで・これから
- Ambarvalia XIV Junzaburo and the Fukuiku: A Fresh Look at Modernism and Its Impact
- The 39th Anniversary of Hijikata Tatsumi’s Death: Talking together about Hijikata Tatsumi