Louvre Summer School in Japan: Lectures
Date
2007年7月30日(月)〜8月1日(水)
Venue
慶應義塾大学三田キャンパス|五反田LOUVRE - DNP Museum Lab
Audience
応募資格
- アートマネジメント、プロデュース、学芸員などを目指す大学生や大学院生、社会人、現職の美術館職員などの専門家、企業の社会貢献やメセナの担当者
- 3日間とも参加できる方
定員
50名 ※応募者多数の場合は応募書類にて選考させて頂きます。
Cost
一般10,000円/大学生・大学院生5,000円(消費税、資料代含む)
Booking
応募書類
- 申込用紙 申込用紙をダウンロード
- 応募動機800字程度でまとめて下さい。(書式自由、A4用紙1枚)例)経歴や参加目的など。
※ 用紙の冒頭には必ず氏名をご記入下さい。
申込方法
別紙「申込用紙」に必要事項をご記入の上、「応募動機」とともに下記事務局へFAX またはご郵送下さい。
応募書類は原則として返却しません。
締め切り
2007年6月15日(金)必着 →22日(金)必着に延長しました。
選考結果の通知
2007年7月4日(水)までに郵送にてお知らせします。
※ 参加費のお振込先等の必要事項を合わせてご連絡しますのでご確認下さい。
※ 参加費入金の確認をもって、参加申し込み手続きの完了とさせていただきます。
※ ご所属先への研修参加要請書類等提出の必要などがありましたら、事務局へご相談下さい。
※ 参加費には交通費、食事代、宿泊費等は含まれません。各自でご負担下さい。
※ 大学生、大学院生の方は学生証のコピーを申込用紙に添付して下さい。
Lecturer/Performer
ジャン=リュック・マルティネス(古代ギリシャ、エトルリア、ローマ部門主任学芸員)(以下JLM)
カトリーヌ・ギウ(パブリック局長)(以下CG)
クリストフ・モナン(文化推進局次長)(以下CM)
Timetable
1日目【7月30日(月)】
午前:イントロダクション
10:00-12:30 一般公開セッション(全受講生50名が参加、一般参加者450名と合同)
- 2006年に行われたルーヴル美術館についての日本調査の結果を紹介
- 日本の観客の行動心理と展覧会や美術館への要望について(担当講師CM)
- 最近のルーヴル美術館の主な動きについて
- コレクションの展示(担当講師JLM)
- 来場者を美術館の最優先課題に据えること:どのような考えに基づくのか、どのような組織形態なのか、なぜパブリック局が必要なのか?(担当講師CG)
- 展覧会を補うための文化的制作物について(担当講師CM)
12:30-14:00 昼食
午後:作品収集の方針、来場者政策、現代アートへの歩み寄り
14:00-16:00 ワークショップ形式での授業(各グループ16~17名の受講生で構成)
- [グループA] パーマネントコレクションを活性化させる方法について(担当講師JLM)
- 作品収集について
- 作品収集方針の合目的性
- 可能な方法:作品購入、寄贈、代物弁済、メセナ、長期借用、美術館同士の作品交換、寄託
- 常設展示を革新する方法について
- [グループB] ある特定の観客層からの要望にどのように応えるか?(18~26歳の層を例に)(担当講師CG)
- この年齢層の主な特徴
- 入場料割引制度と特典:カルト ルーヴル ジュンヌ
- 外部の関係組織との連携
- 適切なサービスの提供:金曜夜(18時~22時)に若者向けの特別開館時間を設ける
- [グループC] 現代のアーティストを歴史的な美術作品を収蔵する美術館に結び付けるには?(担当講師CM)
- コレクションの中の現代アート:一時的あるいは永続的な方法
- 映画:ダ・ヴィンチ・コードからTsaï Ming Liang(中国系マレーシア人映画監督)まで
- アニメマンガ:マンガ“ルーヴルに氷河期が訪れたら?”
- パフォーマンス公演:オーディトリアムや展示室で
16:00-16:15 休憩
16:15-17:45 全体セミナー:各グループで話し合った内容を代表者が報告・再検討(全受講生50名が参加)
一般公開セッションのみにご参加希望の方は、7月上旬に下記ホームページで応募方法の詳細をご案内しますので、そちらをご参照ください。
http://www.nikkei.co.jp/events/
2日目【7月31日(火)】
午前・午後:企画展について
9:30-11:00 全体セミナー(全受講生50名が参加)
- ルーヴルでの様々な企画展の分類 (担当講師CM)
- 企画展が開催されるまでのプロセス – 「プラクシテレス展」 の例(担当講師JLM)
- 企画展に来る来場者の特徴(担当講師CG)
11:00-11:15 休憩
11:15-12:45(12:45-14:00 昼食)14:00-15:30 ワークショップ形式での授業(各グループ16~17名の受講生で構成)
- [グループA] 具体的な展覧会例をもとに
- 2006年に日本で開催された “ルーヴルの古代ギリシャ(Louvre Louvre)”(担当講師JLM)
- 作品のセレクション
- 展示/会場構成
- 展覧会見学のツール(キャプション、パネル、カード、映像)
- 図録
- [グループB] 何をどの観客層に伝えるか?そしてそのツールは?(担当講師CG)
- 文字によるツール:キャプションから図録まで
- マルチメディアによるツール:マルチメディアガイド、Visite +
- 言葉による伝達:ガイドツアー、アトリエ
- [グループC] 展覧会をどのように運営するか?(担当講師CM)
- 組織づくり、スケジュール
- 経費と収入
15:30-15:45 休憩
15:45-17:15 全体セミナー:各グループで話し合った内容を代表者が報告・再検討(全受講生50名が参加)
3日目【8月1日(水)】
午前:美術作品の理解に最適であるマルチメディアの利用について
10:00-12:30 全体セミナー:LOUVRE - DNP Museum Labを訪問(全受講生50名が参加、現地集合)
- 独自のマルチメディアツールを体験
- タナグラ人形3点を展示したMuseum Labを訪問(JLMとDNPの担当者による解説)
- Museum Labのコンセプトについて(CMとDNPの担当者による解説)
- 前回の展示(ジェリコー)の来場者調査の考察(CGとDNPの担当者による解説)
※LOUVRE - DNP Museum Lab:東京都品川区西五反田3-5-20 DNP五反田ビル1F
12:30-14:00 昼食 (慶應義塾大学三田キャンパスへ各自移動)
午後:美術館の教育的役割について
14:00-17:30 全体セミナー (全受講生50名が参加)
- “La Classe Louvre ”の上映(日本語字幕付き)
- 美術館の教育的役割についてディスカッション
- サマースクール全体のまとめ(すべてのプログラム終了後、懇親会を予定)
Enquiries and bookings
日本経済新聞社 文化・事業局 文化事業部 ルーヴル美術館・サマースクール事務局
〒100-8066 東京都千代田区大手町 1-9-5 TEL 03-5255-2852 / FAX 03-5255-286
Organiser(s)
主催:ルーヴル美術館、慶應義塾大学アート・センター、日本経済新聞社
助成:フランス大使館文化部
協賛:損保ジャパン、大日本印刷
協力:グラン・ルーヴル・オ・ジャポン、日本航空
留意事項
言語について
全てのプログラムは逐次通訳が付きます。
ワークショップの形式について
各グループ16~17名の受講生に分かれてディスカッションを行います。ルーヴル美術館講師の講義をもとに、日本における課題を整理し、日仏の違いを認識しつつ、日本にとって生産的なルーヴル美術館の方策を議論します。
ワークショップのグループ分けについて
ご興味のあるグループを申込用紙にご記入いただきますが、人数の都合でご希望に沿えない場合があります。
教材について
主催者より講師使用のパワーポイント資料等を和訳の上で配布します。
昼食について
各自でおとり下さい。
中止もしくは変更について
講師・主催者の諸般の事情により、事前の告知なく開催の中止・プログラムの変更をさせていただく場合があります。あらかじめご了承下さい。開催が中止された場合は、参加費の全額をご返金します。
個人情報の利用及び取り扱い
申込用紙等により主催者にご提出いただく個人情報は以下のとおり利用しますので、ご了承下さい。
- 本スクールの運営及び、それに必要なご連絡・資料等の送付
- 今後の企画・サービスの向上のための統計用データとして
記録・取材について
研修内容は映像記録を行います。また後日、日本経済新聞・慶應義塾大学刊行物・インターネットほかへの写真の掲載等がありますことをあらかじめご了承下さい。
主催者の事前許可を得ていない撮影、録音、録画、取材はできません。また、スクール内容等の「ネットへの書き込み」や「ブログへの転用」も堅くお断りします。
以上をご了承いただいた上でお申込み下さい。
What's on
- SHOW-CASE PROJECT Extra-1 Motohiro Tomii: The Presence of Objects and Matters
- Introduction to Art Archive XXVII: Correspondence-Poetry or Letters and Affects—Shuzo Takiguchi and Shusaku Arakawa/Madeline Gins
- Correspondences and Hyōryūshi [Drifting-poetry]
- ラーニング・ワークショップ「放送博物館」で考えるーアナログ技術のこれまで・これから
- Ambarvalia XIV Junzaburo and the Fukuiku: A Fresh Look at Modernism and Its Impact
- The 39th Anniversary of Hijikata Tatsumi’s Death: Talking together about Hijikata Tatsumi