金沢舞踏館 舞踏公演『記憶の海』
「袂に風を入れて遊んでいた楠木正行になったつもりの少年が、ふと、まわりを見廻すと何もないところに立っている。害のないものが一瞬に少年を殺してしまったのであろう」(『病める舞姫』)。「少年」は、本来、過剰なエネルギーを有しているものであり、それを受け止める「(障)害」がなければ生きていけないものです。山本萌という新たな“障害”を通して、新入生は自らのエネルギーの有り様を問い直してください。この公演は、単なる歓迎イベントではありません。慶應義塾大学で新たに学ぶ新入生諸君にとって、未知の領域へと踏み出すうえでの“成長のための障害”になるはずです。
Date
2006年5月10日
Venue
日吉キャンパス 来往舎イベントテラス
Audience
Enquiries and bookings
Performance[新入生歓迎行事]
Date
2006年5月10日
Venue
日吉キャンパス 来往舎イベントテラス
Audience
Lecturer/Performer
出演:金沢舞踏館 (山本 萌、白榊ケイ、呂 師、鈴木みんみ、和歌、木虎和生、 西梶由美子 )
金沢舞踏館
石川県金沢市を中心に「舞踏」 butohで活動を続けているグループ。山本萌が1976 年に暗黒舞踏派・土方巽のもとより独立し設立。その後、白榊ケイが参加して、 1988 年から海外へ活動を広げる。オーストリアでの舞踏プロジェクトに招かれ、公演やワークショップ、そして生徒によるプレゼンテーションを継続的に実施してきた。 2005 年には協力関係にあった劇団 ASOU とのコラボレーションにより、オーストリアと日本での「変身」公演を実現し、好評を博した。
Enquiries and bookings
Organiser(s)
共催:慶應義塾大学アート・センター|慶應義塾大学教養研究センター 日吉行事企画委員会(HAPP)
What's on
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- Introduction to Art Archive XXVII: Correspondence-Poetry or Letters and Affects—Shuzo Takiguchi and Shusaku Arakawa/Madeline Gins
- Correspondences and Hyōryūshi [Drifting-poetry]
- ラーニング・ワークショップ「放送博物館」で考えるーアナログ技術のこれまで・これから
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