京劇——その歌唱と身体表現
京劇の真髄は、伝統に培われたその歌い方やしぐさにあります。今回は長年にわたり中国の戯曲・演劇を中心に研究を重ねてこられた岡晴夫教授が、京劇特有の歌唱方法と身体表現やその魅力等について、日本の歌舞伎との比較をもまじえながらお話します。特に、若い女性の微妙な心理をパントマイムによって表現する著名な演目「拾玉[金蜀]」の一部を、京劇界一流のパフォーマーであり慶應義塾大学講師でもある袁英明氏に、解説をまじえて実演していただきます。
Date
2003年7月18日
Venue
三田キャンパス 北館ホール
Audience
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Date
2003年7月18日
Venue
三田キャンパス 北館ホール
Audience
Lecturer/Performer
講師:岡 晴夫(慶應義塾大学文学部教授)
実演:袁 英明(京劇女優/慶應義塾大学講師)
袁英明
著名な京劇女優。中国戯劇家協会会員、日本演劇学会会員。早稲田大学大学院アジア太平洋研究科修士。京劇俳優養成の最高機関である中国戯曲学院に学び、卒業後は上海京劇院主演女優として活躍。専門は、女性役の青衣(チンイー)および花旦(ホワタン)。「全国優秀青年俳優賞」、京劇テレビ連続ドラマ「黄河杯」グランプリなど受賞多数。現在、日本及び米国にて京劇公演・指導の他、多くの大学で演劇講座や中国語の非常勤講師として幅広く活躍している。
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Organiser(s)
慶應義塾大学アート・センター